誰もが好きな「~みたいな」という表現
以前はあまり使われていなかったのに、近年になってものすごい勢いで使われはじめた言葉に「~みたいな」がある。
とにかくよく使われていて、1日にいったい何度聴くことだろう。
よく使われるということは、この言葉が人々に好まれ、愛されていて、それに加え使い勝手が良いからに違いない。
でもなぜ好まれるのだろうか?
その理由は、フレッシュ感、語感が良い、言いやすい、などいろいろだろうが、最たるものはフレッシュ感ではないだろうか。
フレッシュ感、言い換えれば「新鮮さ」「若々しさ」。そうなのだ。人はいつの時代にもこれを求めて止まないのだ。
もともと若者言葉だったのだが、今では老いも若きも誰もが使う
「~みたいな」は例えば「ていうか」と同じようにもともと若者言葉の一つである。したがって流行りたての頃は若者限定の言葉であった。
それがいつの間にかそうしたシバリは取り払われてしまって、気がつけば老いも若きもわれもが使う言葉になっている。
概して人は一定年齢に達すると若者言葉を敬遠するものだが、「~みたいな」に限っては、まったくその傾向がないのどころか、むしろこの言葉を歓迎しているフシがあるのだ。
「~みたいな」の言い換えはこんなにある
こんなによく使われるようになった「~みたいな」という表現だが、同じような意味で表す言葉は他にどんな物があるのかだろうか。
そう思って考えてみると、いろいろと次のような言葉が出たきた。
~のような
~らしい
~的な
~ぽい
~じみた
~風の
~みたいな 英語でいえば look like
では「~みたいな」は英語ではどういうのでしょうか。
これはもうlook like がもっとも適した言葉であることは言うまでもない。
look like
~のように見える
・They look like kind people. : 彼らは親切そうに見える。
・Looks like rain. : 《挨拶》ひと雨きそうですね。(主語のItが省略された形)
出典:英辞郎
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