エスカレーターの立ち位置 東京は左で大阪は右だが
あなたのところはどちら?
大阪や兵庫の人が東京へ行ってまごつくのはエスカレーターに乗るときではないでしょうか。
それは地元ではエスカレーターで立つときはいつも右側なのに、東京ではみんな左側に立つからです。
おそらくずっと前からのことなのでしょうから、今更驚くのはおかしいかもしれません。でも初めてとか久しぶりに東京へ来た人なら驚いて不思議はありません。
東京だけではない、京都のエスカレターでまた驚いた
京都といえば大阪から電車でわずか30分弱、兵庫県の神戸からでも50分でつきます。
そのせいもあって観光案内などでもこれら3つの都市を、《3都ものがたり》などと銘打って紹介しているくらいです。要するに関西へ来た観光客が訪れるべき代表的な都市なのです。
いうまでもなく言葉はいずれも関西弁、食べ物も文化も似たようなものが多く、人々の生活も同じように流れている、と観光客は思うはずです。
ところがエスカレーターに乗ってびっくりするのです。なぜなら京都だけ東京と同じで立つ位置が左だからです。
通勤で京都~大阪を行き来する人たち
毎日エスカレーターの乗り方を変えなければいけない
エスカレーターに立つ位置がが大阪と東京が違うのはなんとなく理解できます。何事においても日本の東地区を代表する東京と西地区を代表する大阪では生活習慣などで真逆になっている事が多いからです。
でも大阪から電車でわずか30分で同じ近畿圏の京都が東京と同じのというのは解せません。
それもそうでしょう、大阪や兵庫県の神戸は近距離ということもあって通勤者も少なくないはずです。わずか30分電車に乗れば着く町なのに
エスカレーターでは立つ位置が異なるというのは、なんとも不自然で不便なことではないですか。
京都が東京と同じなのは《東京びいき》だからなのか
それにしても大阪の通勤圏にある京都がエスカレーターの乗り方が大阪と異なり東京と同じなのはどうしても解せません。
いったい理由は何なのだろうか、と考えて、思いつくのは東京からの観光客が圧倒的に多いので、何事も東京びいきになってのことなのでしょうか。
それともかつては都があった京都のこと、東京と肩を並べている、という意識のせいなのだろうか。といろいろ考えてみたのですが、うーん、よくわからない。
京都だけではない、和歌山を除く西日本のほとんどの都市が東京と同じ
でも海外に目を向ければ、ニューヨークは大阪と同じ右側立ち
わからないのは京都だけではありません。実は関西の都市でもエスカレーターの右側立ちは京都だけではないのです。
いや、そういうより、関西をはじめとする西日本では、大阪、兵庫、和歌山を除けば、ほとんどが東京と同じなのです。
同じ西地区に属しているにも関わらず、大阪や神戸の習慣は真似せず、すべてが東京と同じなのです。
これってまったく理解不能です。もし人々が進んだ都市の習慣を真似したいのなら、世界一進んでいるニューヨークを見習えばいいではないですか。
知ってますか? NYは大阪と同じ右側立ちなのですよ。
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