2022年1月19日水曜日

今どきのモーニング メニュー 飲み物はコーヒーや紅茶に限らない

 


モーニングと聴けば、たいていの人は喫茶店で注文する朝のメニューを目に浮かべるに違いない。

コーヒーにトースト、ゆで卵、野菜サラダなどがついたサービスメニューである。

人気のある喫茶店はたいていこのモーニングを売り物にしており、店頭の看板には写真付きで内容を賑々しく説明している。

これによって新興のカフェに負けじ、と頑張っているのである。

ところがモーニングと言っても場所によっては内容がガラッと変わってしまうところがある。

その場所とは盛り場の飲み屋街である。 

 

飲み屋街のモーニング コーヒーや紅茶のかわりにビールや酎ハイ

飲み屋街にモーニングはなじまないと思ってはいけない。

最近は昼飲みというのが珍しくなくなっていて、まだ日の高い日中からアルコール類を販売する店が増えている。

日中どころではない。いまでは早朝からビールや酎ハイを出す店も出てきている。

そうした店が朝早くアルコールを売るための手段がモーニング(セット)と命名したメニューなのである。

いったいどんな内容なのだろうか。

 

「モーニングセット350円」という看板、喫茶店だと思ったら飲み屋だった

商店街を歩いていると店頭に大きな看板が出ており、モーニングセット350円と書いてあった(実物写真も載っていたがその文字しか目に入らなかった)。

てっきり喫茶店の看板だと思い「ふーん、いまどきモーニングが350円とは安いなあ」と思って、店の正面に目をやってみると、なんと喫茶店ではなく飲み屋ではないか。

今では喫茶店だけでなく飲み屋にもモーニングができているのだ。

でも飲み屋のモーニングが350円というのは喫茶店以上に割安感がある。いったいどんな飲み物とアテがでるのだろう?

そう思って、看板を見直してみると「生ビール、ゆで卵、塩昆布のセット350円」となっていた。

ちなみに場所は大阪新世界、じゃんじゃん横丁である。

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