「ベストエッセイ2021」という本を読んでいたら「時計草に思う 佐伯一麦」というパッションフラワーという珍しい植物について書いている作品に出会った。
気になったのでネット調べてみると、時計そっくりのおもしろい形をした花の画像が出てきた。
パッションフラワー(トケイソウ)とは
トケイソウ(時計草[1]、パッションフラワー、英: Passion flower)はトケイソウ科トケイソウ属 Passiflora に分類される植物の総称であり、狭義には Passiflora caerulea という種の和名である。
名称[編集]
和名トケイソウは、3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見え、花びらが円形に並んで放射状に配置されて文字盤に見立てられる、特徴のある花を咲かせることに由来する[1]。
英名 passion flower は「キリストの受難の花」の意味で、イエズス会の宣教師らによってラテン語で flos passionis と呼ばれていたのを訳したものである。
16世紀、原産地である中南米に派遣された彼らは、この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用した。彼らによればこの植物はキリストの受難を象徴する形をしており、花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌蕊が釘、副冠は茨の冠、5枚の花弁と萼は合わせて10人の使徒、巻きひげはムチ、葉は槍であるなどと言われた。
属名は造語だが、やはり上記比喩に倣ったもの。なお、英単語 passion には「情熱」の意味もあるが、この植物の名称での passion は「受難」の意味であって、「情熱」の意味ではない。
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