2022年7月30日土曜日

講談社の「おもしろくてためになる」というスローガンが気に入った


おもしろくて、ためになる

 おもしろくてためになるとはシンプルですがなんとも含蓄のあるフレーズではないですかあまりにもシンプルなのでまさかこれが日本の代表的な出版社のものだとは考えも及びませんでしたでもこれは紛れなく日本有数の出版社である講談社の新しい企業理念を表すスローガンなのですまずは下のプレスリリースを見てください 


おもしろくてためになるを世界へ 

講談社新しい企業理念とロゴを発表

このた講談社は日本国内にとどまらず世界中の人に講談社発のコンテンツを楽しんでいただくために創業以来弊社の方針であるおもしろくてためになるの精神を英語で表現した新しい企業理念とロゴを作成しました




「おもしろくてためになる」は小学生向け教育雑誌の キャッチコピーのよう



シンプルで飾りっ気のないこのスローガンを眺めていて思いつくことがひつつあります。




それはライバルでもある出版社の「小学館」がかつて出していた「小学〇年生」という

小学生向け学年別学習雑誌です。

この雑誌こそ、まさに「おもしろくて」+「ためになる」雑誌なのです。

講談社は、まさにここに目を付けたのです。


 本は面白いだけではだめためになるものを求めている

人が本に求めるのはおもしろさですなにかユニークで面白いことは書いていないかそう思って人は読む本を探すのです

でも面白いだけでは物足りませんなぜなら面白いだけの本は読んだらそれで終わりだからです

つまりああ面白かった!」 と思っても読み終わったとたんにその感激も終わってしまい長く心に残らないのです

では心に長く残るためには必要なのは何なのか

そうですそれがためになるということなのです

面白い」+「ためになるということこそがの心にインパクトを与え印象を長く残すのです

0 件のコメント: