ネットで書いて稼ぐには《Webライティング7つの法則》を厳守せよ
このシリーズ(その1)および(その2)で
はお金になるWebライティングで必要なこと
を項目ごとに述べてきた。
シリーズ最後となる今回の(その3)では総
まとめとして、稼げるWebライターがやるべ
きこと《7つ》をまとめて列記することにし
た。
《法則その1》常にSEOを意識すること
Webライティングで最も大事なことはSEO対
策である。したがってライティングに際して
は常にSEOを意識していなければいけない。
SEOはSerchEngineOptimizationの頭文字をと
ったもので、日本語では「検索エンジン最適
化」と訳されるが、平たく言えば検索でグー
グルから高評価され検索ページの上位に掲載
されるよう心がけて記事を執筆することなの
だ。
ウェブライティングのおけるSEOの重要性は
「google ctr per ranking」を知れば理解が深
まる。
この用語で難しいのは2番目のCTRだが、こ
れはクリック率という意味である。
したがってこれの意味はページランキングご
とのクリック率ということで、具体的には以
下のような数字になる。
google ctr per ranking
(順位別クリック率)
ランキング1位⇒34.2%
ランキング2位⇒ 17.1%
ランキング3位⇒ 11.4%
ランキング4位⇒ 8.1%
ランキング5位⇒ 7.4%
ランキング6位⇒ 5.1%
ランキング7位⇒ 4.1%
ランキング8位⇒ 3.3%
ランキング9位⇒ 2.9%
ランキング10位⇒ 2.6%
上記ランキング別の数字を見ると、1位の3
4.1%からランクが下がるごとに数字の差の幅
が大きくなり、10i位ではなんと10分の1
以下の2.6%まで落ち込んでいる。
このように上位掲載ほど多くのクリックを集
め、圧倒的有利になることからもSEOの重要
性がよくわかる。
《法則その2》読者ファーストに徹する
法則その1のSEOの項でも述べているように
Webライティングの最終目標は検索ページ上
位掲載である。そのためには読者から支持を
得ることが必須条件になる。
ではどんな記事が読者の支持を得るかといえ
ば、それはもうわかりきったことで記事が読
者ファーストの視点で書かれていることが第
一の条件になる。
読者ファーストとは読者のためになることで
ある。つまり記事を読むことによって読者に
何らかの利益がもたらされること、とも言い
換えることができる。
それによって読者は喜ぶ。読者が喜べば当然
googleも喜ぶ。言うまでもなくクリック率が
上がるからだ。
読者ファーストの記事を書くために心がける
こと
読者ファーストの記事を書くためには「この
記事は果たして読者のためになっているか」
と、たえず絶えず自問を続けることだ。
読者のためになるには価値ある記事を書かね
ばならない。そのために必要なのは価値ある
情報である。
ではどんな情報に価値があるかといえば、そ
れはまだ人があまり知らないような専門性の
高い情報である。
つまり誰もが知っているありふれたことでは
なく、希少性のあるその道のプロだけが知っ
ているような専門性の高い情報を提供するこ
とであり、それこそが読者ファーストに徹す
ることなのである。
《法則その3》キーワードと中身の一致
ユーザーの検索目的と記事内容を一致させる
ユーザーが検索サイトを訪れるのは何かの情
報を得るためである。つまり検索ボックスに
得たい情報に関するキーワードを入れてアン
サーを求めるのだ。
googleで検索ページ上位に掲載されるのは提
供されたキーワードに対してユーザーが望む
最高の情報を盛り込んだアンサーである。
つまりユーザーが知りたいことをくみ取り、
最適な情報をアンサーとして提供するのだ。
もし情報が偏っていたり、不備であったりする
と、キーワードとの一致とはいえず、google
の高評価を得ることはできずページ上位掲載
は望めない。
例えばNYへの旅行を予定している人から「ニ
ューヨーク 寿司屋」とキーワードが入力さ
れたとする。
海外での日本食のメッカと呼ばれるニューヨ
ークだから寿司屋はたくさんある。しかし驚
くべきはその値段である。例えば高級店だと
客単価が10万円に及ぶところさえある。
それに値段がリーズナブルといわれる回転ずし
でさえ、普通のネタで日本で100円~20
0円程度のものが3ドル近くするのだ。
何しろ世界一物価が高いといわれるNYのこ
と、当然寿司の値段にもそれが現れる。
キーワードに対するアンサーは最重要項目を
柱に、有益情報を漏れなく
したがってキーワードのアンサーとして、まず
第一に値段の高さをアッピールすることが望
まれる。
なぜならユーザーがびっくりして寿司をあき
らめて検索キーワードを他の食べ物にかえる
機会を与えることになるからだ。
もちろん価格だけではなく、ランク別の店
名、営業年数、評判、アクセス、などをなる
べく丁寧に書くことが必要だ。
このように、キーワードに対するアンサー
は、最重要と思しき事柄をトップに、ユーザ
ーにとって有益と思える事柄を細部にわたって
丁寧に応えることが大切である。
《法則その4》専門性を高める
サイトのクリック率を上げ高評価を得るため
の条件の一つに記事の専門性がある。
専門性とは何か、それは一言でいえば「プロ
の仕事」と認めさせること、と言うこともで
きる。
読者が記事に望むのはネット上のどこにでも
書かれているありふれたことではなく、プロ
だからこそ知っているレベルの高い希少価値
のある知識であって、それこそがまさに真に
読者が求める高度な専門性といえるのではな
いだろうか。
《法則その5》被リンクを獲得する
記事の高評価を得るためには、ネット上で良
い評判を得ることが欠かせない条件だ。
ネットでの評判の良し悪しを測る手段の一つ
に被リンクがある。被リンクとはウェブ上に
展開される他のサイトに記事が掲載されるこ
とである。
この被リンクが多いほど良いサイトであると
見做されるのだ。
理由は言うまでもなく、何事も良いものに対
しては良い評判が立つ。ウェブ上の記事も同
じで良い記事は高評価を得て、次々と他に紹
介されていくのが普通だ。
その紹介に使われるの被リンクで、記事がウ
エブ上に展開される他サイトに掲載され、読
者の輪をさらに広げてくれるのだ。
《法則その6》中身の濃いコンテンツ
デパ―トなど人々がが並んでも買うものに福
袋があるが、誰もが最も気にするのはその中
身である。
Webライティングにおける中身はコンテンツ
と呼ばれるが、福袋同様にこれこそが最も大
切な要素であることは言うまでもない。
つまり内容が濃く充実したものでなければな
らないのだ。内容が濃く充実していることを
言い換えればオリジナリティに溢れていると
もいえるだろう。
ありふれたどこにでもあるような記事でな
く、人々が初めて目にし耳にするような新鮮
なネタで溢れた記事でありたい。
またコンテンツは充実していて読み応えがな
ければいけない。読者がどんどん次に進みた
くなるほど興味ある事柄で記事を埋め尽くさ
れていることが望ましいのだ。
逆にタイトルが立派でもコンテンツがそれに
一致ゼず、内容が薄く読者に満足を与えられ
なければ、googlenの高評価どころか早晩読者
は逃げていくだろう。
《法則その7》わかりやすい文章
ネット検索は手軽に手っ取り早く情報を得るために人々が利用するものだ。したがって読みやすいものでなければならず、専門用語の多用や、堅苦しい文章、難しい表現、内容が複雑など、といったものは好まれない。