新聞をやめて残念なのはコラムが読めなくなったこと
インターネット情報の普及で新聞の購読をやめた人は多いようですが私もその一人です。でもやめて残念なことが一つあります。
それは長い間親しんできたコラムが読めなくなったことです。
新聞のコラムはいろいろありますが、特に愛着があったのは第一面下のもので、例えば朝日新聞で言えば「天声人語」、読売新聞は「編集手帳」にあたります。
このコラム、朝の忙しい時間でも抵抗なく読めるのは、その長さのおかげではないでしょうか。
つまり短くて読み終わるまでそれほど時間がかからないので、朝の忙しい時間でも難なく最後まで読み終えることができるのです。
人気コラムとしてファンが増えたのも、この短さが一因になったのではないでしょうか。でもこれらコラム文字の数をご存じの方は案外少ないのではないでしょうか。
各紙のコラムにはそれぞれ名前がついている
文字数のことを書く前に、新聞各紙のコラムにはそれぞれ名前がついているのですが、まずそれについて見ていくことにしましょう。
上でも少し触れたように5大紙では、朝日のコラムが「天声人語」読売は「編集手帳」、残る3紙のうち毎日が「余禄」、日経は「春秋」、最後に産経が「産経抄」となっています。
ご存じですか? 新聞のコラム 文字数
では最後にこの記事のメインのテーマともいえる各コラムの文字数について書いていこうと思います。
とはいえ、多くの読者は記事の長さは気になっても文字の数まで気を配ることはないでしょう。
しかし多分個人的なことなのでしょうが私にはこの文字数がすごく気になるtのです。それは私がWebライターとして長い間記事を書く仕事をしていたからだと思います。
Webライターは書いた記事に対して依頼主から報酬を受け取るのですが、その報酬はたいていの場合1文字いくらという形で計算されます。したがって例えば2,000文字の記事が1文字1円とすれば、報酬の額は2,000円ということになるのです。
このように記事の発注を受けるたびに文字数、文字単価、報酬額を知ることが必要不可欠であったため、新聞に限らず何かの記事を目にすると、すぐ文字数が気になるようになったのです。
さて余談はここまでにして肝心の各コラムの文字数ですが朝日新聞の「天声人語」は603文字と決まっていて、読売新聞の「編集手帳」は約460字、毎日新聞の「余禄」が650字前後、日経新聞の「春秋」は約550字ということになっています。
こうした数字を知ると、おそらく多くの方が「ふーん、そんなに少なかったのか」と意外に思われるのではないでしょうか。
私個人としては短い理由については、新聞は多くの人が朝方読むことが多いのですが、出勤前のあわただしい時間帯にも関わらず、毎日欠かさず読んでもらうためにはこの短さが非常に大切なことでないかと思うのですが。
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