2024年5月29日水曜日

5月27日(月曜日)の日記

            JPタワー大阪

大阪で梅田のJPタワーへ行き、立ち飲み屋軒まわった

長年に渡って月に1~2度は大阪に行くことにしてるがテレビの大相撲中継がある奇数月は千秋楽が終わってからになることが多く、今月はその月なので最終の月曜日となった

今回は目的が二つあった一つは梅田に新しく誕生した商業ビル「JPタワー大阪」に出来た商業施設「KITTE大阪を見物すること

そしてもう一つはいつもの立ち飲み屋巡りである

知ってる人は多いと思うがJPタワーのJPは「ジャパンポスト」の略、それにKITTE大阪のKITTEは切手のこと。

要するにこのビルは大阪中央郵便局の跡地に建ったもので、オーナーは日本郵便なのだ。

余談はさておき、うっかりしていたのか新ビルのテナントの開業が月だということをすっかり忘れていてまだオープンしていなかったのだ

さすがに二か月も前だと開いているわけがないでもドアだけは閉まっておらず一階部分には入れたが当然のごとくガランとしていて人が二三人歩いているだけだった

われながら間抜けなことであった              


立ち飲み巡りは夕方時から始めることにした

飲み屋には日が暮れていくことをモットーにしているのだが帰りの姫路駅からのバスの最終便が25分ということを計算に入れれば大阪で飲む場合はそれは無理だ

多分二三軒は回るだろうから少なく見積もっても時間が見ておかなければいけない

そうなると帰りの電車の時間を考えると一軒目が時ごろとなるのが妥当なのだ

さてどこにしようかと少し迷って少し歩き回ったが結局いつも最初に行く地下街ホワイティ梅田にある「赤垣屋にした

近頃は年齢のせいか新規開拓が面倒になっておりたいていはお馴染みの店ばかりに入っている

赤垣屋は早い時間帯は女性スタッフが担当しており入ったときは人がすべて若い女性であった

さて今日の注文だが、飲み物はお決まりのビール大瓶と後で日本酒かんを頼みあてはいかさし」「ポテサラ」「つゆ入りダシまきの三点にしたが、すべてがグーで何の文句もなし


2軒目は前から予定していた初めての店いしもん

30分ぐらいで赤垣屋を去り次は地上に出てすぐの新梅田食堂街に向かったお目当ての店は前から行ってみたいと思っていた立ち呑や「いしもん」という店である

場所はいつもいく「初音」という店の背中合わせの反対側にある

多分できてまだ間がないのだろう、歴史のあるこの食堂街にしては珍しく白木のカウンターはピカピカしていた

この店の売り物はお刺身で新鮮さとボリュームの割には値段が安いとネットでも評判になっているので頼まないわけがないさっそくそれと冷酒を注文した

刺身は評判通りで、500円台でこの量と思うほど見た目十分それにシェリグラスに入った冷酒との取り合わせが絶妙で満足度100%だった


            いしもんの刺身

時間に余裕があったので最後に大阪屋に寄ることにした

梅田新食堂街を出て大阪駅側にあるガード下に回ったまだ電車の時間には早いのでもう一軒行くことにしたのだ向かったのは梅田の名物立ち飲み「大阪屋」である。

ここは通路側の入口ににドアがなく屋台の雰囲気を出していて、いかにも立ち飲み屋らしい店だ

最初に来たとき頼んだ「するめの天ぷら」がいたく気に入っていたので何も考えずそれとビール大ビンを注文した追加であてをもう一品注文したがそれが何だったか思い出せない

大阪屋を後にしたのが1830分だから、3軒回ってジャスト時間半阪神梅田駅で帰りの電車に乗ったのが19時少し前であった


               大阪屋

2024年5月26日日曜日

この本が良かった 「酒と作家たち」 浦西和彦 中公文庫

 



2012年に出た本だから新しくはない。でも良い作品だったので書評に取り上げることにした。

作家に酒と女、それに金の話はつきものだが、その中のひとつ「作家と酒」がこの本のテーマである。

登場するのは有名作家ばかりだから、取り上げられたエピソ-ドも、すでにどこかで聴いたことがありそうなのだが、意外とそれがなく、新鮮で味わい深いものが多かった。

それと併せて特筆すべきは書き手の豪華さだ。名だたる文芸評論家、文学者、作家などがそろっており、収められている作品はクオリティの高いものばかりである。

それにしてもこれほど質の高い作品をあつめて一冊にまとめた編者・浦西和彦氏の力もすごい。

そうした作品の中から、出色と思われた話をひとつ、ここでご紹介しよう。

文芸評論家・奥野健男が、作家・高見順の銀座のクラブでの話を綴ったものである。

 

・・・それ以降文壇のパ-ティの帰りによく誘っていただいた。銀座の有名クラブでも知的な風貌と独特の話術でホステスたちを引きつける。あるとき「ぼくのオチンチンこれっぱかししかない」と小指の先をたて、左手の指でにぎり、先っぽだけを見せるのだった。「うそ-」「まさか」と悲鳴をあげるホステスに沈んだ声で恥しそうに「いやほんとなんだ。ロ-ソク病というのかな、先からどんどん溶けていくんだ。かなしい話さ」なんて真に迫り、だんだん女の子たちも可哀そうにと、深刻な顔になって来る。それが高見さんにはたのしくて仕方がないらしい。  

(出典:「酒と作家たち」中公文庫)


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目次(BOOKデ-タベ-スより)

1 文豪の酒

2 作家の酒

3 評論家・学者の酒

4 詩人・歌人の酒

5 剣豪作家・推理作家の酒

6 流行作家の酒]


 

著者情報(BOOKデ-タベ-スより)

浦西和彦(ウラニシカズヒコ)
1964年、関西大学国文科卒業、86年『日本プロレタリア文学の研究』で文学博士。著書に『著述と書誌』全四巻など。関西大学名誉教授(本デ-タはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

                  出典:楽天ブックス

 

ブクログのレビュ-(書評)


*投稿日:2024年03月16日

図書館で目に留まった本。

いろんな作家さんの酒についてエッセイ集かと思ったら、
「酒」という趣味の雑誌に各界の人々が作家との酒縁を綴ったエッセイからの収録だったw
もう廃刊になってしまったけど、佐々木久子という人が孤軍奮闘し、独力で刊行し続けた雑誌らしい。
昭和30年に4月に発刊され500号余りを出したとのこと。
坂口三千代の「クラクラ日記」も「酒」に連載されたのをまとめたものとのこと。
文豪の方々も出てきて、なかなか面白かった。
佐々木久子さん、酒の本をいろいろ出されているらしい。
気になる-w
 

*投稿日:2022年11月17日

名だたる文豪の酒エピソード集。
冒頭に漱石と赤酒の話が出てくるが、今でも熊本の人は正月には必ずお屠蘇の酒として赤酒を飲んでいる。
なかなか癖があって大量に飲むのは、少々つらい酒なのだが、京都の料亭では料理酒に使ったり、最近はソ-ダ割にして飲んだりと、いろいろと使い道はある。
川端康成は相当な脚好きだったようだ(文芸オタク界隈ではわりと知られているっぽい)。毎晩ディスコへ女の子の脚を見に行っていたとか。なんか微笑ましい。

 

*投稿日:2016年09月22日

故人との酒の逸話で偲ぶエッセイが多く、読了はしんみりする。有名作家の意外な一面、昭和の文壇の雰囲気などがわかり面白い。]


出典:楽天ブックスランキング情報


2024年5月24日金曜日

小説家にとって インターネットのデメリットとは


 小説家とインターネット

小説家は書くのが仕事ですからたいていは朝から晩までパソコンをたたいています。では書くこと以外何もしないかといえばそれは違っていて、同程度の時間かそれ以上を読むことを始めとした取材活動に費やします。


つまり書くための材料と情報を仕入れるのです。読むのは書物をはじめ、インターネット検索で得る様々な情報、取材活動は足を使って屋外に出向き、小説の舞台や登場する人物について調べるのです。


こうした一連の活動の中で最も時間を費やすのがインターネット検索です。おそらく半分ぐらいの時間をこれに使っているのではないでしょうか。


当然とはいえば当然なことですが、昨今の小説家にとって、インターネットは取材のために無くてはならない便利なツールとなっているのです。


いまアマチュアの小説家志願が増えているのは インターネットのせい?


プロ小説家の話はさておいて、いまアマチュアの小説家志願者が急増しているようですが、その理由や背景を探ってみると、どうやら原因はインターネットにあるようです。


どういうことかというと、ネットには小説家になるためのハウツーが溢れていて、まるで誰でも小説家になれるような、人々を煽る情報が氾濫しているのです。


こうした情報に煽動させられた人たちが、僕も私もと、作家への道に踏み入ろうとしているのではないでしょうか。


小説家志願者が増えた 有力なエビデンス

小説新人賞に関するわたしのブログ記事がバズった


上で書いたように、いまアマチュア小説家志願が急増しているようですが、その原因を示す有力なエビデンスが身近にあります。


それは私が2020年にプログに取り上げたある記事がヒットして人気になり、検索ページ上位にランクされたことです。


記事のタイトルは「小説新人賞の応募者に是非とも伝えたいこと」という全5回(11、000文字)のシリーズです。


この記事は掲載から最初の2年間はそれほどでもなかったのですが、2022年ごろから急にアクセスが増え始め、最近のページビューは6,000近くまで達しており、今も毎月300件ぐらいコンスタントに増え続けています。


記事が人気になったのは、小説新人賞に関する検索が増えたから


でも素人が自分の趣味でブログに書いた記事が思いがけずヒットして多くの読者に注目されるのはなぜなのでしょうか。


もちろんこの記事が幾多の小説新人賞に応募した経験の上に立って書かれたものゆえに、記事の信ぴょう性が評価されたのかもしれませんが、それに加えて見逃せないのは今という時代背景です。


つまりインターネットの影響でアマチュアの小説家志願者が急増し、「小説新人賞」に関する検索が急増したからに違いありません。


その検索で私のブログ記事「小説新人賞応募者に・・・」というタイトルがヒットしたのです。


これこそアマチュアの小説家志願者が増えている何よりの証拠ではないでしょうか。


小説家にとってインターネットのメリットは計り知れないほど大きい


ここでまた話をプロの小説家へ戻しますが、上で書いたように、素人が何気なくブログに載せた小説新人賞に関するブログ記事がヒットして多くの人々に読まれたのは紛れもなくインターネットの力です。


このことが示すように、アマチュアの小説家志願者にさえインターネットが大きな影響を与えている今、プロ小説家がインターネットから受ける恩恵がどれほど大きいか、容易に想像できます。


それもそうでしょう。インターネットこそ、小説を書くことを生業にしている者に、よりスピーディに、より多くの小説を書く力を与えた究極のツールなのですから。


でもデメリットも小さくない


アマチュア小説家に対してはもちろんのこと、プロの小説家にとってインターネットの恩恵は計り知れないものがあります。


その恩恵のおかげで、仕事の効率が上がり、作品の量が大幅に増えたに違いないからです。


とはいえ、メリットがあればデメリットもあるのが世の常で、こうした大きなメリットの半面、一部の小説家が被るデメリットに触れないわけには行けません。


インターネットが一部の小説家に与える大きなデメリットとは


インターネットが小説家に与えるメリットは計り知れないものがある半面、デメリットも小さくない、と言われていますが、このデメリットはすべての小説家が対象でにはなりません。


ではどんな小説家が対象になるかといえば、それはズバリ容姿に恵まれていない方々です。


その理由を言いますと、例えば私たちがある事件についてネット検索するとき、事件の概要、詳細などはもちろんのこと、同時に事件に関わった人について調べます。


いったいこの事件の犯人はどんな人なのだろうか、年齢は、性格は、生活状況は、などなどですが、同時に、どんな顔で、どんな姿の人物なのかと、その容姿(風貌)も知りたくなるのです。


小説を読むと、作者のことが知りたくなるが


私たちは小説を読むと、その作品を書いた小説家のことを知りたくなりますが、この気持ちは作品が良かった時も、そうでなかったときも同じです。


つまり良い作品だと「こんな素晴らしい作品を書いたのはいったいどんな人なのか」と、また期待が外れて失望した時だと「こんなつまらない作品を書くのはいったいどんなやつ?」というふうに、どちらの場合であっても作者について知りたくなるのです。


その結果ネット検索になるのですが、まずはその小説家についての一般情報を知ります。


それで終われば問題は大きくならず、インターネットのデメリットにはつながりません。しかし・・・。


インターネットの何がデメリットにつながるのか


対象の小説家についての一般的な情報検索が終わると、次は当然のごとく画像検索に移って、小説家の風貌を調べるのですが、それが良ければ問題は大きくなりません。


インターネットが小説家の大きなデメリットを与えるのは、その風貌が良くなかったときです。つまり見た目が悪かったり、好みに合わなかったりする場合です。


いうまでもなく、人には誰にでも好き嫌いがありますが、見た目が悪ければ、当然のごとく「きらい」と判定されるのです。


となると、作品が良かった場合でも、今後は「どうしよう?」と疑問がわき、悪かった場合は「二度と読みたくない!」という心境になるのは間違いないでしょう。


これでお分かりになったことでしょう。インターネットの画像検索で知った小説家の容姿の悪さは読者を失う大きな原因になるのです。


2024年5月19日日曜日

なぜなのだろう? 小説を書いて、とても不思議に思うこと

 


これは誰もが経験することではない。ということは特定の人たちだけのことになるが、それがどういう人たちかと言うと、「小説を書いたことがある人達」である。

その小説も本格的なもので、主人公がいて、ストーリーが比較的はっきりしていて、どちらかといえば展開が活発な作品で体験することが多いようだ。

これはとてもミステリアスで、不思議なことなので、経験した当人は「いったいなぜ?」と、首をひねるのだが、理由はまったく不明であるだけでなく、その生成のメカニズムもさっぱりわからないのだ。

登場人物が 勝手に動くのはなぜ

で、それが何かというと、書き手の意に反して、主人公をはじめとした登場人物が勝手に動き出して、ストーリーをどんどん展開させていくことなのである。

これについてネットで調べてみると、いろいろな関連情報が出てくるが、その中にあった一つが下の「創作ちゃんねる」というSNS系ブログである。


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「小説中の登場人物が勝手に動く」ってどういうこと?

 

小説家、漫画家など物語作りのプロがよく言うけど全く意味がわかりません。
これはプロなら当たり前に達している境地なのでしょうか?

登場人物が作者の思惑通りに動いてくれない、勝手に動くとはどういう事なんですか?

皆さんは当たり前にできているんですか?
どうしてできますか?


7: 2015/05/30(土) 07:16:22.40

>>1
そのキャラの生い立ち、現在やっている仕事の内容とかの
バックグラウンドを含めて、キャラがひとりの人間として
作者の頭の中に存在している状態にする。

そうすると、
「別のキャラからこういうセリフを言われた場合、この人ならこう答えるはず」
「この人がこういう状況に置かれたら、こう行動するはず」
というのが勝手にスルスル出てくる状態になって、
それが最終的に「登場人物が勝手に動く」という感覚に繋がる。

意味が分からないということは、ようするに、
そういう性格になったバックグラウンドとかが
ちゃんと決められていない、薄っぺらいキャラクターしか作れてない
ってことなんじゃないかな。


24: 2016/04/14(木) 11:08:10.29

>>1
よくあること。
勝手に動いて、勝手にどっか消えちゃって、執筆終了w


2: 2015/05/30(土) 06:14:22.05

それを一言で語れる言葉はない
それを探求する道程が
創作そのもの
つまりその問いの答えに「直接」行く道はない
何年もかけて
回り道して頑張りんさい


3: 2015/05/30(土) 06:20:14.50

そんなに難しい事じゃない
二次創作でできてるならそれを自作のオリキャラでやれば良い話

6: 2015/05/30(土) 07:01:29.73

商用で通用している作品は、主人公は勿論のこと名前もないような脇役までキャラが立っている
キャラが立っていれば自然に動く


8: 2015/05/30(土) 07:58:01.56

>>6
その「キャラが立っている」というのは重要ですよね。

私の場合は、実在の人物を頭に思い浮かべながら書くので、その人が
かつて言った言葉をセリフにしたりします。その後は、想像であっても
「登場人物が勝手に動いて」セリフを言ってくれますね。


9: 2015/05/30(土) 08:13:01.30

朝井リョウは、勝手に動かないって否定しているぞ。


11: 2015/05/30(土) 09:17:22.26

>>9
それは感覚の問題だと思いますね。つまり、「動く」と「動かない」は
実は同じ感覚。コインの両面を言っているだけ。

朝井リョウも、我々に言わせると勝手に動いているんだと思います。


12: 2015/05/30(土) 10:48:47.21

「勝手に」というのは、自分の通常の思考方法を超えて、って意味でしょう。
最初に作ったプロットから、逸脱して、突如当初よりも格段によいエピソードがひらめいたら、
それは、キャラが勝手に動いたことになる。

でも、たとえば、単語で連想ゲームやっていくとするよ。えんぴつから始めます。
えんぴつ→芯→りんご(芯があるから)→ウィリアム・テル
最初にえんぴつで始まった時には、まさか3つあとにウィリアムテルが出て来るとは予想もできなかった。
これを勝手に思いついたと受け取るか、連想によって通常の思考で思いついたと受け取るかは、
(自分も)感覚の問題だと思う。


17: 2015/06/01(月) 11:41:49.36

>最初に作ったプロットから、逸脱して、突如当初よりも格段によいエピソードがひらめいたら、
これだな、勝手に動く状態って

逆に登場人物が動いてくれず筆が進まないのは、
話の流れに合っていなかったり、彼等の個性に合ってない言動させているときと解釈している


18: 2015/06/09(火) 15:11:30.42

>>17
これだな


19: 2015/06/19(金) 19:44:38.01

勝手に動いてくれて見事ストーリーにハマってくれたはいいが、
オマエこんな性格や特徴持ってたんだな、と生み出した本人が驚くこともあったり


20: 2015/12/17(木) 12:40:08.20

この台詞を言わせようと考えてたのに
いざ書き始めて
その場面が来ても何かしっくり来なくて渋々変えたりね
無理矢理言わせても物凄く違和感あるから
結局はキャラの言う通りに話は進む
最初に考えてた話と変わったりするね


21: 2016/01/29(金) 00:23:05.73

勝手に動くということもないけど自分勝手にはなかなか動かせないよなキャラ
本当はこういうふうに動かしたいけどこのキャラの動きとしてはあまりに不自然ってのはよくある

22: 2016/01/29(金) 00:57:36.08

書いている方の都合に上手く沿って動いてはくれない、ってのも
キャラが固まっているからこそ、と思えば悪いことではないか

某賞応募の為に急遽生んだ男性独白体主人公が、書いているうちに固まったらしく
当初より恋心募らせて、推敲するうちに予想外にラブストーリー臭が強くなってしまったw
完成させてみれば、全体の流れとしてその方がしっくり来るから面白いものだね


23: 2016/01/29(金) 13:08:45.58

しゃべりかたって意外に重要だよなあ
しゃべりかたが決まるとそれだけでいえる台詞も限定されてくるしキャラの性格付けになる
言動次第で直後の行動もそれなりに決定してくるし、言動と矛盾した行動はそんなにさせることができないし
動いてくれるといえばそうだけど逆にいえばしゃべらせまくると事前に用意したプロットが台無しになるw
っていうかプロット通りにキャラを動かせるひとなんてむしろいるのかな、ミステリー作家とかならなんかできそうだけど


25: 2016/04/17(日) 07:47:50.39

登場人物に作者が完全になりきれる、感情移入出来るって事なのかな?
なりきれるから自然に掛け合いや展開なんかも思いついていくみたいな

26: 2017/07/29(土) 09:54:48.03

キャラクターを作るというのは、
そのキャラクターの「行動原理」を作ること。
そのキャラが、物語の前にどんな体験をしてきたか、
それをとことんまで考えておくと、
こういうシチュエーションでは、
彼は当然こういう言動をする、ということがわかってくる。
ストーリーの中で彼が自然に動いていく。
彼の意に沿わないストーリーになっていけば、彼は当然葛藤を抱くし、
そこにドラマが生まれていく。
作家の脳内で、キャラが勝手に動くとはそういう状態だよ。


27: 2017/07/29(土) 14:21:03.21

なるほど

ジョジョの作者が似たこと言ってた。


出典:創作ちゃんねる