2024年10月6日日曜日

エンタメ小説新人賞応募を考えている皆さんへ 《小説新人賞応募者に是非とも伝えたいこと・第2弾》




確実にエンタメ小説家になるにはこの道しかない  

・シリーズ Part 1~Part 5(15000文字)


(Part 1)


エンタメ小説家を目指すのならこの方法がベスト


結論から言いますと、エンタメ小説家を目指す方法は、次の3つ


オール読物新人賞」

「小説現代長編新人賞」

「小説すばる新人賞」


に応募するのがベストです。断言しますが、プロを目指すならこの方法をおいて、他にお勧めできる選択肢はありません。

この他にもメジャーな新人賞はあるにはありますが、江戸川乱歩賞、新潮ミステリー大賞、日本ファンタジーノベル大賞などは、いずれも対象分野がミステリーとかファンタジ―など限定的です。

したがって範囲の広いエンタメ小説の応募には上の三つが最適なのです。

以下、お勧めする三つの新人賞について、応募経験者が経験を通してその理由を詳しく語っていきます。

小説家を目指すあなたが、回り道をして、努力が徒労に終わらないためにも、ぜひこの方法を選択してください。


 



そもそも何故この記事を書くことになったのか

私のブログ「生涯現役日記」には、4年前の2020年にも小説新人賞に関して「小説新人賞応募者に是非とも伝えたいこと」というタイトルで11,000文字の記事を載せました。

この記事が思いがけずヒットして、現在に至るまで長い間グーグル検索上位掲載が続いています。

実は最近ネット上でこの記事に内容がよく似た「応募すべき文学賞【作家に直結する小説新人賞】」というタイトルの記事を目にしたのです。


偶然目にしたネットの人気サイトが推奨する小説新人賞は、私が推すものとまったく同じだった

ネット上で目にした記事のタイトルが非常に気になったのでさっそく検索してみると、なんとアクセス数が30万件以上もある人気サイトではありませんか。

この人気ぶりに強く引きつけられ、さっそく読んでみたのですが、その内容にすっかり共感してしまったのです、

それというのは、上述したように、以前私がブログに書いた記事の内容と比べて、要点が非常に似通って(ほぼ同じ)いたからです。

要するに「この人も自分と同じことを言っている」と思い、一瞬のうちに強い共感を覚えたのです。

なにしろ30万件を超えるアクセスを得ている人気記事だけに説得力があり、余計にその思いが強かったのです。


「ネット小説サイト」の台頭で新人賞の選択肢が増えたが

「エンタメ小説家への道」は30年前と少しも変わっていない

誰でもそうでしょうが、私も世の中は年々進化して変わっていくのが常だと思っています。

でも「例外もある」という思いを強く持ったのは、上述のように、最近ネットで見つけた記事を読んで、「エンタメ小説新人賞」に関する事情が30年前とまったく変わっていないことを知ったからです。

それと同時に、30年前に私が身をもって経験したことのように、この記事に書かれている方法こそ、エンタメ小説家になるためのベストな道だと確信したのです。

ではなぜ確信したかについて、これから順次検証しながら説明していくことにします。




なぜこの三つへの応募を薦めるのか

でもなぜ「オール読物」「小説現代」「小説スバル」への新人賞応募を小説家になるベストな道として皆様にお勧めするのでしょうか。その大きな理由は次の四つの点にあります。


・三つとも日本をする代表するメジャーな出版社が主催

小説家を目指すなら、まず大事なのがメジャーな出版社とつながりを作ることです。理由は三つあります。その第一は読者が多いからです。読者が多いということは、小説家になったとき、自分の作品を読んでくれる人が多くなるということで、つまり作品がよく売れるということにつながります。

第二はメジャーな出版社は実力ある人気作家とのつながりが強く、発行している「オール読物」「小説現代」「小説すばる」などの雑誌に作品がよく登場します。

またこうした作家が新人賞の審査員になることが多いので、応募した作品を目にしてもらう機会が与えられることになるのです。

人気作家に自分の作品が目に留まり認めてもらうことこそ、作家への早道なのです。




・多くの作家を輩出した実績がある

例えば大学入試を考えてみてください。目標が一流大学で、そこへ入学するための進学塾を選ぶとします。まず考えるのはその塾の過去の進学実績です。

いうまでもなく、過去に一流大学に多くの入学者を出した実績のある塾を選ぼうとするはずです。

作家への道もこれとまったく同じで、過去に多くの作家を誕生させている新人賞応募こそが作家になる早道なのです。


・有名作家とつながるパイプが太い

同じ小説新人賞でも、メジャーではない弱小(マイナー)な出版社が主催するものは、審査員もまたマイナーである場合が多いようです。

したがって、そうした人に認められて賞を取ったとしても、作品が売れる確率は少ないのではないでしょうか。

なぜなら読者は出版社や審査員を見て作品を評価する傾向があるからです。

こうした理由からも、上でも述べたように、実力ある作家と太いパイプで結ばれたメジャーな小説新人賞がおすすめなのです。


・作品のクオリティが保証される

小説を読む読者はいつもクオリティの高い(おもしろい)作品を読みたいと思っているものです。とはいえ、作品名や出だしを少し読んだだけでは、それがよくわかりません。

それを助けてくれるのが出版社名や審査員の作家名です。つまりこのどちらもがメジャーなら、クオリティが高いと判断して間違いないと思っていいからです。


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(このシリーズ 今後の掲載予定日)

(Part2) 10月15日

(Part3) 10月25日

(Part4) 11月 5日

(Part5) 11月15日


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