& =ハウマッチ?
姫路城といえばいまや外国人にも国内有数の人気観光スポットで、それ故にJR駅周辺はいつも外国人観光客であふれている。
特に姫路駅から姫路城に直結する大通り「大手前通り」を行き交う人は、その半分ぐらいは外国人と思えるほどだ。
仮に駅周辺を1時間ほどぶらぶら歩くだけで、その間に目にする外国人は数百人にも及ぶほどである。
これだけ数が多ければいろいろ観察でき、少なくとも外国人に関しての話のネタに事欠くことはない。
マックにやってきたアメリカ男性二人連れはドリンク持ち込み さて注文は?
3〜4日前だったか、いつも行くJR駅前のマックで、私のすぐ前の席に二人のアメリカ人らしい男性客が座った。
この店に外国人客はめずらしくないのだが、なぜか彼らから目が離せなかった。
というのもドリンク持ち込みでやってきたからだ。二人はテーブルにつくや否や、手にしてしていたボトルをテーブル隅の方にドンと置いたのだが、ラベルが「富士天然水」とか何とかのミネラルウォーターだった。
「外国人がドリンク持ち込みとは珍しいが、はてこの二人がフードに何を注文するのか興味深く見守っていたのだが、まもなくウェートレスがやってきて、運んできたのは二人とも同じで
マックポテトMサイズ、それに薄っぺらいバーガーの2品だけだった。
これだとポテトが250円、バーガーが200円ぐらいだから、合計でも500円以下である。
日本人でも食欲旺盛な若い男性客なら平均短歌が800円前後なのに、それと比べると半分ぐらいでしかないでないか。
これってリッチな印象のアメリカ人のイメージに全然合わない。この二人、荷物をどこかに預けてきたのか、手ぶらだったのでわからなかったが、ひょっとして何でも安いと評判の日本を訪れた節約旅行のバックパッカーなのかもしれない。
アメリカ人観光客、日本にきてまでなぜマックにくるのだろうか
それにしても最近のマックではアメリカ人観光客をよく目にする。でもこの人たちはどれほどマックが好きなのだろうか。
今日だけでも30分ほどの間に、前述の男性二人づれと家族連れ2組に出会ったから、合計10名ぐらいのアメリカ人に出会ったことになる。
これくらいほぼ毎日だから、どう考えても多すぎる。日本人からすると、よくもまあ、日本に来てまで、これほどよくマックにやってくるものだと、思えるのだが。これだと、「American、 crazy about Mac」言っていいくらいではないか。
自分たと、NYで吉野家や松屋 それに王将などには行かないのだが
マックに来るアメリカ人が多いと思うのは、自分が仮に自分がアメリカへ行った時と比較するからだ。
仮にNYへ行ったとする。NYといえば日本食のメッカで、寿司をはじめ、うどん、ラーメン、餃子、牛どん、お好み焼きなど、日頃よく食べているモノに事欠くことはない。
とはいえ自分がNYを訪れたとき、これらの店へ行くかといえば、たぶんその答えはたぶんノーだろう。
現地の珍しくておいしいモノを求める気持ちが強く、「NYに来てまで日本食はないだろう」と考えるからだ。でも日本にくるアメリカ人はなぜかマックに詰めかけてくる。
ネットのニュースで読んだ記事に、「日本に来る外国人はお金持ちが少ない」とあったが、ひょっとしてあれは本当のことだったのかもしれない。
それ故にお世界一物価高の国に住むアメリカ人は、せめて物価の安い日本に来たときぐらいは節約気分を味わいたいのかもしれない。
「アメリカ人の皆さん、その気持ちよくわかりますよ」
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