2010年8月5日木曜日
女性のスカート着用率低下と独身男性増加の因果関係
女子高生や20前後の若い女性の極端に短いスカートは別にして、一般的に女性のスカート姿は一時に比べてこのところ著しく減少している。
一言で言って、近ごろの女性はスカートをはかなくなっているのである。
今も昔もたいして代わり映えしない男性の服装に比べてこうした女性の著しい服装の変化はいったいどんな意味をもっているのであろうか。
またそれによって男性はどんな影響を受けているのであろうか。
これについて、ここでは今回のテーマである「独身男性増加」という問題に関連づけて考えてみようと思う。
今や異常な勢いで上がり続けている独身男性の比率だが、一体その原因はどこにあり、またどうしたらそれを改善できるのであろうか。
近ごろ「草食男子」などという、言わば弱くなった男性を象徴するような言葉が流行っているが、この言葉のように今日の独身男性は本当に女性に対して、その本能として意味において淡白になってきているのであろうか。
いや、風俗業界やアダルトビデオ業界が特に衰えを見せていないことから考えても、決してそうは思えない。
では変わったのは何なのかと言えば、それは女性の男性に対する意識なのではないだろうか。
つまり今の女性は、対男性ということにおいて、あらゆる面で極端に強くなってきており、その結果いわゆる「媚び」を売らなくなってきているのである。
つまり男性の気を引くために、よりセクシーに見せたり、積極的に誘惑的な態度を見せたりはしなくなってきたのである。
原因は色々あると思われるが、もっとも大きな理由は、経済力をつけた女性が増えるなかで、草食男子と呼ばれるように、女性たちに魅力的だと思わせる、いわゆる「強い男性」が少なくなってきているからなのではないだろうか。
その結果、女性は男性を意識しなくなり、強いては次第に遠ざけるようになっているとも言えるのである。
つまりこうした要因で、今回のタイトルのような二者間の因果関係が成立するのである。
今の世の中には驚くほど多くのニートとかフリーターとか呼ばれる男の人たちがいる。
こうした人々は当然のごとく経済力も無く、女性にとってはもはや魅力的な対象ではない。
したがって当然のごとく、こうした男性に対して女性は冷淡になり、次第に相手にしなくなり、強いては無視するような冷淡な態度に出てゆく。
相手に女性と感じてもらう必要が無くなり、女性らしく装うともしなくなる。
当然、セクシーさも必要なくなるので、服装にしても男性が好むスカートを着用しようという気も起こらなくなる。
スカートをはかない女性は、外見的にはなんとなく女性っぽさを減少させており、それがますます男性を遠ざける要因にもなり、次第に男女の接触のチャンスは少なくなっていく。
つまり魅力の乏しくなった男性を意識しない女性が増え、そして一方の男性としてはそうした女性を本来の女性として認められなくなり、次第に距離をおくようになる。
その結果、婚期を逸して未婚のままズルズルと歳を重ねていくのではないだろうか。
年毎に非婚率の高くなる昨今の我が国の男女の関係においては、女性がスカートをはく必要性を感じないような、実にいびつな構図になっているとのである。
こうした状態を打破するには、男性が奮起して、女性に軽んじられたり、なめられたりしないように、再び「魅力ある確固とした男性像」を取り戻していくための努力をするしかないのではあるまいか。
独身男性諸氏の奮闘を祈る。
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1 件のコメント:
同意見です。
大人の女性のみならず、小学生、中学生もほとんどがパンツスタイルですね。
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