私がブログ記事を書くに際してまわりに辞書などを置いておくことはまったくない。
そのかわり記事執筆用のパソコンのすぐ横にもう一台別のパソコンを備えている。
もちろんスイッチオンの状態で画面には「google検索」を出しておく。
1台でも間に合わないことはないのだがスピードのことを考えて、画面切り替えの手間が
かからないようにと2台使用しているのである。
そういう状態でブログ記事の執筆に及ぶのであるが、執筆途上での言葉の意味や英語のスペル、その他に記事に必要な調べ事はすべて「google検索」ですませている。
日常何げなく使っているような、どうっていうことのない言葉でも確認の意味で「検索窓」に入れてみる。
すると「google」はどんな言葉であろうとすぐにその答えを出してくれる。
これまで答えの出なかったことは一度もない。
これが従来のペーパー辞書だとどうであろう。
必ずしもすぐに答えを出してくれるということばかりではないのではなかろうか。
例えば以前経験したことだが、普通の国語辞典を使って「無機質」という言葉を調べてみた。
ところがである。
どう探してもその言葉は見つからないのである。
仕方なくもう一冊別の辞書を当たってみると、なんとか意味に対する説明は出ているのだが、それは化学用語としてのその言葉の解説で、一般的用語として使われる際の説明ではなかった。
もちろん「広辞苑」あたりだとちゃんと出ているに違いない。
でもそのとき手元には広辞苑はなかった。
では、これを「google検索」で調べてみるとどうだろう。
すると先ほどの辞書のような化学的用語としての説明以外に次のような説明も付け加えられているのである。
「生命や感情が感じられない冷淡な印象を無機質と例えることもある」
これでやっとこちらが知りたかった意味がはっきり分かったのである。
このように一般的な辞書では間に合わない場合も、「google」だと一発で解決してくれるのである。
そういう意味で今や私は「紙の辞書には一切頼っておらず、すべて「google」頼みなのである。
それに紙の辞書で調べるのに比べて、スピードが全然違う。
一台のパソコンだと画面を切り替える手間がかかるが、もう一台の別のものを使えばその手間は省ける。
二台のパソコンを使っている私の場合だとわずか数秒で答えを見つけることができるのである。
このスピードの違いは実に大きい。
したがって「スピードを旨」とする「ライター」などのように書くことを日課にする者にとって、その利便性はペーパー辞書の比ではない。
今後私はもう二度と紙の辞書に戻ることはないだろう。
ほとんどの場合は「google」だけで間にあうが、それで万一不足なら「ウィキペディア」を使うだけである。
一抹の寂しさは残るが、どう考えても今や紙の辞書とは「おさらば」なのである。
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