2013年11月29日金曜日

これはすごい!年俸2億5000万円が一気に3000万円にダウン ・ プロ野球中日ドラゴンズ 落合博満によるの大リストラ作戦



久々に落合が中日に帰ってきて、まず手をつけたのが選手の年俸カット。


その額たるや総額で10億円にも達するという。


特にすごいのが井端選手で、2億5000万円から88%もカットされ、3000万円を提示されたという。


さすがに井端もこれは飲めず自由契約の道を選んだ。


しかしこんな大胆なことが落合を除いて他の誰ができるだろうか。


この大ショック療法ともいえる大治療を施した中日ドラゴンズの来年が実に楽しみである。


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やはり落合はやることがすごい ・ 週刊現代が伝える中日ドラゴンズの減俸旋風

かつて球界最高年俸を獲得した落合がいま、選手に大減俸を宣告している。評価は賛否両論あるが、一つだけ明らかになったことがある。それは落合がいたほうが、プロ野球は盛り上がるということだ。

プロなんだから当たり前
 前中日監督の髙木守道が言う。

「結果を残せなかったんだから、私が監督を退くのは当たり前のことです。プロ野球は勝ってなんぼの世界ですからね。そして、弱くなったチームを立て直すために強烈なリーダーシップを持った人間を招き入れる、これも当然です。

自分で言うのもなんですが、いまの中日には勝てないチーム特有の緩みがある。それを立て直すには、落合博満を起用するしかないと、球団が判断したということでしょう」

 その口調はサバサバしており、そこからは逆に「相手は落合だから、張り合っても仕方がない」という諦めのような感情も伝わってきた。

 中日の新GMとなった落合博満(59歳)が、血も涙もない年俸カットを断行している。

 吉見一起・1億1600万円減、和田一浩・8000万円減、荒木雅博・6800万円減、浅尾拓也・5500万円減……

主力選手に対しても全く容赦はない。11月4日から始まった契約更改の減俸総額はすでに6億円超。最終的には10億円近くのコストカットをすると見られている(年俸・減俸額は推定。以下同)。

 この大リストラの口火を切ったのは、2億5000万円から88%ダウンの3000万円を提示され、自由契約を選んだ井端弘和だ。評論家の江本孟紀が言う。

「落合GMは井端に対し、『戦力外の選手に金額は提示しない』とコメントしましたが、いくら何でもその言い方はないだろうと思いましたね。

『提示した金額に納得しなかったから、退団した』ということを強調したかったわけでしょ。88%ダウンなんて、実質的にはクビの宣告と一緒です。そう簡単に判は押せないに決まっているじゃないですか。功労者に対する仕打ちとしては、あんまりですよ」

 監督時代、落合と井端は師弟関係だった。落合自らバッティング技術を伝授し、セカンドのレギュラーに固定。井端もその期待に応えて、黄金時代を支えた。

 しかしそんな蜜月関係にあった井端だからこそ、落合は切って、他の選手への見せしめにしたのだ。

「関係悪化を決定的なものにしたのは、今年のWBCでの井端の大活躍です。'09年のWBCに、落合は中日から一人も選手を出さなかった。

大事なキャンプのときに主力に抜けられては、優勝できなくなるからです。しかし井端は、自分が嫌ったWBCに喜んで出場し、国民の英雄になった。そんな井端は落合の『子飼い』の資格を失ったんです」(スポーツ紙中日担当記者)

 無情にも追いやられた井端を見てなお、落合に歯向かおうという選手はいない。チーム内ではすでに、「恐怖政治」が始まっている。

 前出の髙木は言う。

「私は、プロなら他人にとやかく言われなくても責任感を持って野球に取り組むはずだ、という意識で監督を務めていた。しかし落合君は、選手が必死になって野球に向き合わざるを得ない環境を意図的に作る人です。

多くの選手へ年俸の大幅ダウンを提示した今回の契約更改にしても、たるんだ選手の気持ちを引き締め直すのが目的でしょう。選手はすでに、『結果を出さないといつクビを切られるかわからない』と緊張感を持っているはずです」

 一方、今季頑張った4年目の岡田俊哉の年俸を5倍以上に上げるなど、「アメ」も忘れていない。

「彼らは年俸が安く、コスト削減にあまり影響しないですからね。『やった者は報われる、やらなかった者は落ちていく』という発言はたしかに正しいのでしょうが、正直、外資系の経営者のようで共感はしませんね……」(前出の記者)

週刊現代 11月30日号より

2013年11月28日木曜日

躍進著しいアジアにも貧しい国がまだたくさんある ・ アジア諸国の賃金事情





アジアにはまだこんなに貧しい国がある

このところの韓国や中国、それに台湾やシンガポールなどの大躍進で、今ではアジアの国々も随分豊かになってきたと、多くの人が思っているのではないでしょうか。


しかしこれだけ経済発展が長期に渡って続いたアジアにも、いまだに考えられないほどの低賃金にあえいでいる国々が多くあるのです。


でもたとえ賃金が低い国があったとしても、格差は次第に縮まっているのではないか、と考えている人もまた多いのではないでしょうか。


しかし、そう考える人が多い割には実状はその反対であり、その格差たるや、恐ろしいほど大きなものになっているのです。


特に長い間アジアの最貧国という代名詞がついていたバングラディッシュやミャンマーの賃金の額を聞くと、まるで信じられないと耳を疑う人が多いのではないでしょうか。


地球上に住む同じ人間が働いて得る賃金に、なぜこれほどの格差が生じるのでしょうか。


これでは世界のすべての国の発展のために力を貸す国連などの組織の存在意義さえ疑われてきます。


私たちはまず、いまだにこれだけの国際間の賃金格差が存在するという事実をはっきり認識する必要があるのではないでしょうか






2013年11月25日月曜日

SEOに対する監視が厳しくなっている ・ 検索上位がいきなり圏外も珍しくなくなった



皆さんは1日に何回ぐらいgoogleやyahooの検索を利用されるでしょうか。3回、5回、10回、20回以上、とおそらく人それぞれでしょう。


でもこの検索は実に便利なものではありませんか。およそインターネット検索をして答えが出てこずに、分からないことなど果たしてあるでしょうか。


毎日コンスタントに10回以上は検索のお世話になっている私の経験では、いまだかつて答えが出なかったことは1度もありません。何百回、いや何千回に及ぶ検索のたびに、ことごとくそれなりの回答を得てきました。


でもインターネットが出現する前は人々はどのようにして分からないことを解決していたのでしょうか。家に備えている百科事典で調べたのでしょうか。それとも図書館へ足を運びいろいろな文献で調べたのでしょうか。


いずれの方法でやるにしても、インターネットのように簡単にはいきません。


たとえ百科事典が家にあったとしても、調べたことが必ず出ているとは限りません。特に新しい分野の事柄については載っていないことが多いはずです。


では図書館はどうでしょうか。図書館には検索のサービスを提供する専門の係りの人がいますから、調べるためのいろいろな手助けはあるかもしれません。


とは言え膨大な文献や資料の中からお目当ての情報に行きつくには相当な手間と時間が必要なのではないでしょうか。


その点インターネット検索だと、どんなに新しい事柄でも一瞬のうちに答えを得ることができます。


さてそのネット検索ですが、検索事項を打ち込んで検索を開始すると膨大な情報がページごとに10項目づつ出てきます。多いものでは何百万件に及ぶものも珍しくはありません。


1ページにつき1番目から10番目までの内容説明の項目が順番に並んでいます。これがいわゆる検索ページの順位です。つまりこの順番が検索ページの順位であり、一般的にアクセスが多い項目ほど上位に出るようになっています。


今では知っている方は多いでしょうが、この掲載順位をめぐって過去から現在に至るまで、実に熾烈な競争が繰り広げられているのです。


要するに上位掲載に対しての競争です。なぜなら上位にある記事ほど、アクセスが多く、よく読まれるからなのです。


この上位に掲載するための対策がSEOと呼ばれるものなのです。日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれています。


つまりグーグルなりヤフーなりの検索エンジンにできるだけよく適合するような掲載内容に対する対策がなされるのです。


これがいわゆる「SEO対策」と呼ばれるもので、ネットのサイト運営者が血眼になって追求していることなのです。


次の記事は朝日新聞に載った最近の検索エンジン事情について書かれた記事です。


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Googleと日本の検索エンジン業界をめぐる動き 


  
 【中村信義】インターネットの検索サイトで、それまで上位に表示されていたサイトが突然「圏外」になるケースが相次いでいる。

検索最大手の米グーグルが、検索結果を上位にする「検索エンジン最適化」(SEO)の手法が行き過ぎたサイトの「摘発」に乗り出したからだ。

ネットビジネスはいかに検索順位をあげて自社サイトに呼び込むかが勝負。圏外に追いやられた業者には困惑が広がる。 

 「グーグルからペナルティーを受けたみたいだ。何とかならないか」 

 東京の雑貨販売会社の男性社長(50代)が、都内のネットコンサルティング会社に駆け込んだ。雑貨に関する検索で10位以内に入っていた自社サイトが、突然「圏外」になっていた。

顧客の大半はネット検索で雑貨会社を知る。検索結果に表れなくなれば、売り上げも大きく減る。


朝日新聞電子版 2013年10月14日


2013年11月23日土曜日

このところ週刊誌各誌や日刊紙が相次いでとり上げている ・ 韓国の反日活動を牽制する記事


今月このブログで、このところ相次ぐように展開されている韓国の激しい反日活動についての月刊誌「SAPIO」12月号(小学館)と「ニューズウィーク誌」の特集記事を採り上げましたが

本日は新たに掲載された3つの記事のうち、「週刊ポスト」、「週刊新潮」については記事タイトル、「日刊スパ」については記事本文を紹介することにします。

いずれの記事も、異状とも思える韓国の執拗な反日活動を牽制する内容になっています。

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週刊新潮 11月28日号

●大新聞が報じない韓国の馬脚

●「朴槿恵(パククネ)」大統領の父は「米軍慰安婦」管理者だっ た!

●国際法を完全無視する「強制徴用工」判決が韓国経済に最大の打撃

●【特別読物】北朝鮮に舐められた「韓国」国軍の実力
ジャーナリスト 菊池雅之

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週刊ポスト  11月29日号

●韓国に「経済制裁」を! 日本が怒って本当に困るのは韓国ではないか!

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日刊スパ 2013年11月22日

倉山満  「朝鮮人を人間扱いしたから大日本帝国は滅びた」

安重根が伊藤博文を愚かにも暗殺したことが日韓併合の引き金になったのですが、そもそも日本は植民地を持つ資格がなかったのです。なぜか? それは日本人が朝鮮人を人間扱いするほど『甘かった』からです。

朝鮮を植民地にしたのなら、人間扱いをしてはならなかった。この言葉をもって、『こんなことを言うヤツは差別主義者だ』『右翼・民族主義の過激派だ』などと思った方は当時の世界の常識を知らないと、自白していることになります。

そもそも植民地とは何かというと、搾取する土地です。朝鮮半島に搾り取る資源があったのかというと、何もありませんでした。そんな土地を生真面目な日本人は『貨幣経済を浸透させよう』『文明化しなければならない』『インフラを整えよう』と使命感に燃え、やりとげてしまった」

 確かに、当時の価値観からすれば、ヨーロッパ人が行った搾取とは一線を画している。むしろ、大日本帝国憲法を適用し、正確に言えば、植民地ではなく「海外領」として扱ったと言ったほうがいいのかもしれない。

「イギリスでいえば、インドは植民地ですが、カナダは海外領になります。そして日本は朝鮮に急速に文明化をもたらします。当時、満洲では朝鮮人と漢民族の対立が激化し、日本への侮日行為や居住権の侵害が繰り返され、朝鮮人農民が被害を受けます。

そこで日本人はハタと『半島と大陸は陸続きだ』と気づくのです。日本人の悪い癖に『問題を解決しなければならない病』があります。

日本は帝国臣民である朝鮮人の権利を守るため、中華民国と対峙することになり、満洲事変、支那事変と戦線を拡大し、大陸経営へと深入りして破滅していったのです。日本というのはどこまでお人よしなのでしょうか。

どこの国が植民地のために世界中を敵に回すでしょうか? イギリスがアイルランドのために、アメリカがフィリピンのために、いったい何をしたというのでしょうか?」

 昭和6年から昭和20年まで、朝鮮人が「反中親日」になった「唯一の時代」だったと倉山氏は指摘する。「宗主国の日本が朝鮮のために世界中を敵に回してまで自分をイジめた中国を叩きのめしてくれたのです。当たり前でしょう」とも。

「今となっては、そんな恩を韓国人はすっかり忘れ去っています。前々回の記事(http://nikkan-spa.jp/534592)でも指摘したとおり、『やってもいない抗日闘争』を建国の理念にしたことによって、歴史が矛盾だらけになり、歴史観がファンタジーだと笑われるのです。

もう一度言っておきましょう。韓国はやってもない抗日闘争を建国の理念とすれば、スターリンが指導していた抗日パルチザンである金日成を英雄視するしかありません。

テロリズムを賛美し、北朝鮮という敵国の指導者が自分たちを正統に支配する権利を持っていることになる。一方の韓国初代大統領である李承晩はアメリカで独立運動と称してカンパを集めて遊んでいただけです。

連合国に参加したわけでも自力で戦ってソウルを解放したわけでない。何ひとつ英雄らしい行動をとっていません。韓国人はいい加減、『反日お国自慢歴史観』を卒業すべきでしょう」

 倉山氏は新刊『嘘だらけの日韓近現代史』のなかで、「朝鮮半島の歴史を読み解くうえで重要な三法則ある」とも指摘している。その三法則とは以下のとおりだ。

【韓国の三法則】
一、頭の中身がファンタジー
ニ、軍国主義でないと正気が保てない
三、反日を言ってないと親日になってしまう


<取材・文/日刊SPA!取材班 岡戸雅樹>



2013年11月20日水曜日

この本は面白くてためになる! ・ 書評 「なぜあの人の周りに人が集まるのか?」志賀内泰弘著 PHP研究所出版


67歳のオバちゃん店員が廃業寸前のコンビニをみごとに立て直した

本を読むなら面白いものに限ります。それは次のページをめくりたくて仕方がなくなるような本です。


この本がまさにそれで、3時間ほどで一気に読み終えました。


この本はコンビニの経営がテーマになっています。


こう聞くとなにか硬そうな内容の本のように聞こえますがそうではありません。


コンビニにはよくはやる店もあれば、あまりはやらない店もありますが、この本に出てくるのがまさにそうしたはやらない店で、スクラップ(閉店)も時間の問題というような店なのです。


ところが縁あって雇われた67歳という高齢のおばちゃん店員の力で見事この店は立ち直ったのです。


そんなユニークなおばちゃん店員を中心に、MBAの資格を持つ若い女性副店長らが日夜コンビニ経営に苦闘する様子を綴った心温まるお話です。


なおこのおばちゃん店員から学んだコンビニ経営の要諦は次の点にあると著者は綴っています。


・店のトイレはお客様が喜んで使ってくださるよう常に清潔にする

・顔なじみのお客様の好みの商品を覚える

・道を聞かれたら、口で説明するだけでなくそこまで案内する。または地図を渡す。

・相手の目を見て、笑顔で心を込めて「ありがとう」を言う。

・「待たせてゴメンナサイネ」と、レジ待ちのお客様のイライラを気遣う。

・雨が急に降ってきたときにはお客様に傘を貸す。

・身障者のお客様にはできるでだけ配慮をする。

・お客様の家庭のゴミでも引き受ける。


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この小説は

ヒロインのコンビニ副店長の前に現れた67歳の女性アルバイト。おせっかいな“コンビニの女神様”の存在で、売れないお店が変わり始める。実話をベースとした日本初の「おせっかい小説」誕生。 



【著者紹介】

志賀内泰弘 24年間金融機関に勤務後独立し、コラムニスト、俳人、飲食店プロデューサー、経営コンサルタント、ボランティア活動など幅広く活躍中。

講演や研修講師としても引っ張りだこで、学校やサービス業を中心に人材育成の分野での信頼も高い。「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動代表


【なぜあの人の周りに人が集まるのか】
 志賀内泰弘著
 PHP研究所
 定価1500円
 2012年7月発行

2013年11月18日月曜日

わたしの読書記録を全部公開することにした ・ (その4)No.9~No.11(2008年5月~7月)

                                                                                                
                                                                                                   ※表をクリックするとはっきり見えます










2013年11月13日水曜日

韓国が戦争犯罪を認めない訳  ・ ニューズウィーク誌が伝える韓国戦争犯罪の真実 Battle of the Dueling War Crimes


 昨日はSAPIO(小学館)12月号に載せられた、このところの韓国の激しい反日活動や、韓国の実状について書かれた記事をご紹介しましたが

本日はニューズウィーク誌に載った同様の記事を紹介することにします。


いま韓国は竹島や慰安婦問題で、わが国に対して執拗にまで激しい抗議運動を展開しています。


しかも最近では米国をはじめ、外国諸国までをこの抗議運動に巻き込もうと、朴大統領や瀋国連事務総長らは反日外交に余念がないようです。


しかし、そんな韓国の思惑に易々と乗ってくる国などどこもないようです。


それどころか、各国ともそうした韓国の態度には辟易してきており、今ではまともに耳を貸す国などなくなってきています。


要するに世界は韓国の日本に対する異状ともいうべき抗議行動について疑問を抱き始めているのです。


その良い例が今回ニューズウィーク誌に載せられた下のような記事なのではないでしょうか。


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日本の植民地支配を非難する韓国だが、ベトナム戦争で行った残虐行為は一切認めない


 ただでさえ東アジアは緊張しているのに、日本と韓国の保守強硬派は互いの国の過去を暴き、そっちのほうがひどいと非難の応酬をしている。そのあおりで、韓国兵がベトナム戦争で行った残虐行為に光が当たっている。

 日韓の因縁は1910年から45年まで続いた日本の統治時代にさかのぼる。近代化と称して強制労働が課され、性的虐待が行われ、学校では韓国語の使用が禁じられた。
 
 日本憎しの思いが高じて、アメリカは原爆で太平洋戦争を終わらせず、日本を徹底的に打ちのめせばよかったとネットに書き込む韓国人もいる。

 対して日本の保守派は、韓国兵の過去の残虐行為を持ち出して反撃に出ようとしている。

 ベトナム戦争の際、韓国は30万もの兵士を南ベトナムに送り込んだ。海外メディアは米軍の残虐行為に焦点を当てたが、韓国軍部隊はその非情さで知られていた。

 米軍の介入が本格化した60年代後半に、韓国軍はベトナムの中央高地の複数の村で住民を大量虐殺した。

元韓国兵やベトナム人生存者の証言によれば、ビンタイでは村民の家屋に火を放ち、逃げ惑う人々に無差別に発砲したという。ソンティンやタイビンなどでは村民を無差別に処刑したとされる。

 日本の保守強硬派は、旧日本軍の「従軍慰安婦」と同様の事例が韓国軍にもあったと非難する(韓国兵とベトナム人女性の間に生まれた多数の混血児「ライダイハン」の存在は知られているが、そのどこまでが性的虐待の結果かは不明だ)。

 韓国兵がベトナムで村人を虐殺したのは、村人に紛れた共産ゲリラの襲撃を恐れたからだ。韓国軍は1度の攻撃で数十人ないし数百人を殺害したという。

旧日本軍の行為に比べれば規模は小さいが、残虐行為に違いはない。韓国でも一部の市民団体は事実関係の検証を求めている。

認めても謝ってもいない

 だが日本政府と違って、韓国政府は自国の過去の蛮行を公式に認めようとしない。「このような意図的で組織的な民間人の虐殺を韓国軍が行うことはあり得ない」と韓国国防省の広報官は言う。「あればとっくに公になっていたはずだ」

「韓国軍は共産化を食い止めるために戦い、規律正しく任務を果たした。ベトナム女性への性的搾取は一切なかった」とも。

 専門家によれば、資料不足で韓国兵の関与は確認しづらい。アメリカでもベトナムでも、米軍のソンミ村虐殺事件や枯れ葉剤使用については精力的に調査が進められた。

だが韓国は80年代後半まで独裁政権下にあったため、批判的な報道は存在しなかった。

「韓国兵の行為にはメディアも人権活動家も目を向けなかったから、韓国側は知らぬ存ぜぬで通すことができた」と、ベトナム戦争の元従軍記者でベトナムや韓国についての著書もあるドナルド・カークは指摘する。

「以前、ベトナムで戦ったことのある韓国兵が300人殺したと自慢げに話すのを聞いたこともある」 


 今日、ベトナムと韓国は経済的に強く結び付いており、どちらの側にも過去をほじくり返す気はなさそうだ。

ベトナムへの投資額で韓国は世界第4位、二国間援助額では第2位だ。ベトナムのグエン・タン・ズン首相も、韓国を今日の繁栄に導いたサムスンのような財閥の成功例に学びたいと公言している。

 韓国人も、今さらベトナム戦争の話はしたがらない。韓国は民間人虐殺を認め、謝罪すべきかと問うても、韓国の学者や政治家は口を開こうとしない。

 韓国のある女子学生に言わせると、ベトナム戦争などは過去の話で、今さら考慮に値しない。問題の根本にあるのは「人種差別」で、ベトナムなど歯牙にもかけない韓国人が多いという。

 ただし日本は「本当に気に障る」らしい。占領統治の歴史と戦後のライバル関係もあり、日本の悪行を暴くといえばたちまち国民は団結する。

 「格下」のベトナムに自ら行った蛮行は気にしないが、日本にされたことは絶対許せないというわけだ。


From GlobalPost.com

ジェフリー・ケイン
ニューズウィーク日本語版 2013年10月 1日号掲載

2013年11月12日火曜日

SAPIO(小学館)12月号の特集 ・ 反日韓国の真実






【INVESTIGATIVE REPORT】

慰安婦、竹島、パクリ産業の虚飾がいま暴かれる! 韓国が背負う「嘘の代償」


・歴史認識 ベトナム女性を輪姦後に焼き殺し 混血児「ライダイハン」を残した韓国軍の蛮行/本誌編集部


・慰安婦 オバマが無視し、東南アジアが辟易する 朴槿惠の慰安婦「告げ口外交」が破綻し始めた/高濱賛と本誌取材班


・食品 根拠ゼロの「日本産禁輸」で憂さを晴らし 中国より危険な自国の「毒食品」を食べている/本誌編集部


・整形 ピート・口ーズの婚約者の「子供とまったく違う顔」が物議 整形天国で「親子の絆」も「民族の特徴」も消されていく/藤原修平


・経済 韓国経済は日本から離れて繁栄できない 「歴史の棚卸し」で日本の貢献を認めさせよ/大前研一


・技術力 自然科学部門では「ノーベル賞ゼロ」! 部品ひとつ作れない技術大国の惨状/室谷克実


・歴史問題 巨費を注ぎ込んで未開の国・朝鮮を近代化 「日本統治の真実」を隠す歴史捏造の愚/水間政憲


・民族性 「恨」の民族は今日も敵を必要としている/井沢元彦

・ソフト アニメ、ドラマ、バラエティほかパクリ放題! ヒストリーは創作できてもストーリーは作れない猿真似文化史/張赫


・軍事力 「日本以上の装備」「竹島占拠」にこだわる韓国軍は、本当は北朝鮮にも勝てない/井上和彦


・メディア 「フクシマ」は連日トップ、「日本のお陰」はたった一行 反日プロパガンダ新聞は韓国人をますます馬鹿にする/黒田勝弘

2013年11月11日月曜日

韓国トピックス ・ 「サムスン就職は人生成功の鍵」、韓国学生の過酷な就活事情 



世界に例を見ない、大学進学率80%という矛盾が招いた、韓国学生の超就職難


韓国は世界一の高学歴社会です。世界の先進主要国の大学進学率がずっと60%台で推移しているのに比べ、韓国だけが80%を越えるという抜群に高い進学率を続けています。


これは異常な数値であると言えるのではないでしょうか。どう考えても韓国だけに高等教育に適した資質の備わった人が80%もいるのとは思えません。


したがって必要のない人が無理して高等教育への道を選んでいると考えられます。


ということは、大学進学率80%というこの数値自体にいろんな矛盾が内包されていると考えるのが妥当なのではないでしょうか。


そうした矛盾によって生み出された大学卒業生だけに、スムーズに企業社会の取り込まれていかないのは当然の結果なのです。


なぜなら今の韓国に、新社会人の80%にも及ぶ大学卒業生を受け入れるための就職の受け皿は備わっていないからです。


要するに必要とされる社会構成員の中で、大学卒業生が多すぎて余っているのです。


そうした状況の中で、IT関連企業で世界のトップを走るサムスンだけが燦然と輝いているため、学生たちは必要以上にこの企業に目を向けてしまうのです。


これだけ高等教育への進学が多ければ、卒業生の就職の受け皿が追いつかないのは当然のことです。


そうした矛盾の結果、韓国大卒者の就職率が60%と、極めて低い数字になってしまうのです。


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大卒就職率60% 中には就職率10%の大学もある

[釜山 8日 ロイター] -「われわれなら、きっとできる」──。こんな掛け声を大声で唱えていたのは、韓国・釜山にある就職予備校の一室を埋めた70人。

彼らは、一生の仕事となる大企業サムスン・グループの職を勝ち取るため、日夜勉強に励む大学生たちだ。

家電から造船までさまざまなビジネスを手掛ける同国有数の企業グループ、サムスン。同グループへの就職は、恵まれた給与や福利厚生だけでなく、良い結婚相手を見つける鍵にもなる。

「チェボル」と呼ばれるサムスンや現代などのコングロマリット(複合企業)は定期採用を年2回行うが、例年この時期は採用試験のシーズンとなっている。

父親も釜山近郊のサムスンに勤めるというShin Seong-hwanさん(25)はこの日、午後8時の面接本番に備えて午前10時には現地に到着した。既に適性試験をクリアしたShinさんは、月末まで続く過酷な面接に臨む。

今回の採用試験で採用を手にするのは、10万人を超える応募者のうち5500人という狭き門だ。

「複合企業で職を得られれば、自分や親にとって名誉になる」と話すのは、政府の関連機関である韓国労働研究院のシニアリサーチャーHur Jai-joon氏。

しかし、全国経済人連合会によると、大手複合企業の社員は総労働人口のわずか6.8%で、ほとんどの人にとってはかなわぬ夢だと言える。

とはいえ、サムスンは昔からこうした厳しい試験を課してきたわけではない。元社員によると、30年前には顔相を読む占い師が面接に同席していたという。

しかし、就職先として最も人気のある企業となった今、サムスンを目指す学生らは就職予備校やテキスト、オンライン講義で対策を怠らない。サムスンの試験はその厳しいプロセスから、合格するのに何年もかかる公務員試験と比較されるほどだ。

工学系の大学院を卒業したHanNam-gyuさん(27)も、サムスンの就職対策のために予備校に通った1人。

こうしたシステムは、大学入学のための学生浪人のほかに、就職浪人という新たな層を生むという批判もあるが、Hanさんは予備校について「彼らはプロで、たくさんのことを学んでいる」と肯定する。

昨年に続き今年も試験に挑戦しているHanさんは、グループ企業のサムスンC&Tに応募。

「2次試験に合格した後、母は泣いて喜んでくれた」と話し、「自慢の息子になるためにもサムスンに入りたい」と述べた。


[釜山 8日 ロイター] 2013年11月10日