2019年5月24日金曜日

自分が書いた記事はネットのどこに載っているのだろうか?ライターとしていろいろな記事を書いてきたが


ウェブライターとしてこれまで書いてきた記事は文字数にして約250万文字に及びます。これは400字詰め原稿用紙に直すと6千枚以上になり、一般的な単行本だと15冊分ほどの量になります。
 
つまりを単行本15冊ぐらい書いた量に匹敵するのです。
 
でも不思議なことに書いた記事は本のように見える形では残っていません。元原稿がパソコンのファイルにあるだけです。要するに原稿がどこへ行って何に使われたかわからないのです。
 
もちろん記事はクライアントに要請されて書くものですから納入先はわかっています。わからないのは納入後で、どのように利用され、どこで使われかなのです。
 
クライアントによっては事前に利用目的や用途を知らせてくれる場合もありますが、どこに、どのような形で載るのか具体的には教えてくれません。
 
ウェブ記事として書いたものですから発表先はウェブ上であるのは間違いないのですが、膨大なウェブ記事の中のどこに埋まっているかが不明なのです。
 
 
自分が書いた記事はネットのどこに載っているのか
 
インターネットには膨大な数の記事が載っています。一言で膨大といってもどれくらい膨大なのかわからないと思いますが、次に上げることを知れば量を測るのに少し近づくことできるかもしれません。
 
インターネットには誰でも知っているウィキペディアという有名なサイトがあります。インターネットの百科事典とも言われる便利なサイトです。
 
ここで言いたいのは、それについての説明はなくその量です。つまりインターネットに載っているウィキペディアの記事量です。いったいウィキペディアの記事の数はどれぐらいあるのでしょうか。
 
ウィキペディアが世界中の人が理解できるように言語別に載っていますがもっとも多いのが英語で、その項目数は500万件以上におよびます。では日本語はどうかといえば英語の5分の1にあたる100万件強です。
 
100万件と一口で言ってもその量がつかみきれないのではないでしょうか。たとえば日本の有名な百科事典に平凡社の世界大百科事典があります。全35巻にも及ぶ日本最大の百科事典です。でもこれでも総項目数約9万、索引項目数約49万でしかなく、ウィキペディアの項目数の半分にも及ばないのです。
 
話が少しそれてしまいましたが、要するにウィキペディアの記事の量だけ見ても日本最大の百科事典の項目数の倍にあたる100万以上の項目があるというインターネットの記事の膨大さを言いたいのです。しかもそれは日々増え続けているのです。
 
その膨大な量を前にすれば私の書いた単行本15冊分程度の記事の量など物の数ではないのです。まさに砂漠の中に落とした100円玉のようなもので、探すの困難なのです。
 
自分の記事がネットのどこにあるかを探す方法はある
 
インターネットの記事の中なら自分が書いた記事を探すのはきわめて困難なこと、と上で書きました。確かにその通りで、たとえて言えば砂漠の中に落とした100円玉を探すような困難さがあります。
 
こう聞けばまるで不可能なこと、のようにも聞こえますが、それは探し方を知らない人が言うことで、探すために効果的な方法を知っていればそうともいえないのです。いったいそれはどんな方法なのでしょうか。
 
google検索で記事の掲載先を知ることは可能か?
 
ネットには誰もが知っている便利な検索機能というものがあります。これを利用すれば何事であれわから ないことは瞬時に解決できます。ではこの検索機能を使って自分の書いた記事を探し出すことはできるでしょうか。
 
つまりわからないことを調べるのと同様に、でもどのようになればいいのでしょうか。
 
考えられる方法は、わからないことを調べるのと同様にキーワードを検索窓に書き込むのです。何をキーワードにするかといえば、とりあえず記事のタイトルにしてみましょう。
 
つまり、たとえば記事のタイトルが「有給休暇をスマートにとる方法」だとすると、それをそのまま検索窓の入れるのです。
 
結果はどうでしょう。検索結果が表示され、ヒット数は37万件以上ありますが、どこにも入力したキーワードに関するものは表示されません。有給休暇のとり方に関する検索がが多すぎるのが原因にであるに違いありません。
 
これれでわかるようにこの方法で自分が書いた記事に到達するのは無理がありそうです。なぜなら少ない文字数での検索では、ネットの膨大な数の情報に邪魔され(埋もれ)て、探す相手までたどり着くことができないからです。
 
探すには、もっと多くの文字数による情報が必要なのです。では次はどのような方法をとったらいいのでしょうか。
 
 
コピペチェックツールはこんなことにも役立つ
 
ライターや編集者をはじめ出版物やウェブサイトに関わる人なら誰でも知っているコピペチェックツールというものがあります。文字通りコピペをチェックするためのツールで、記事の盗用や二重投稿を見破るために使われるものです。
 

1年前にDeNA問題というネット上を大きく騒がせた問題がありましたが、これはDeNAが運営するネットサイトの大掛かりな記事が暴露された事件です。
 
こうした記事の盗用を見破るのがコピペチェックツールなのです。これを利用すれば該当する記事が、すでにネット上に存在する記事の盗用(コピペ)であるかどうかががわかるのです。
 
コピペチェックツールも検索窓に文字を入れて調べます。でもgoogle検索のように少ない文字数(32文字まで)でなく、一度に数千文字が検索できるのです。
 
検索する文字数がおおけらば当然ひっと数は多くなります。その結果自分の書いた記事に到達する確立がうんと増えるのです。
 
 
タイトルや見出しだけでは無理だが本文だと
 
google検索では記事タイトルという短い文章での検索であったため、自分の書いた記事にヒットすることはありませんでした。要はもう少し多い文字の検索でなければ
だめなのです。
 
そのために今度はコピペチェックツールを使っての検索となったのです。本来は記事の盗用(コピペ)の有無を調べるツールが、自分の書いた記事探しに利用することができるのです。
 
この場合はタイトルも含んで記事前文を検索窓に入れるのです。そうしてチェックボタンをおすと、同一内容の記事タイトルや内容が出てくるのです。
 
私はこの方法を使って、これまでに20件以上の自分が書いた記事が掲載されているサイトを見つけ出しました。

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