阿川佐和子のエッセイがおもしろいのは
阿川佐和子のエッセイがいつ読んでも面白くて上手だと思うのはなぜかと考えていてふと思いついた。
理由の一つは女性にしては珍しくユーモアセンスに富んでいること。そしてもう一つ、こちらは何となくという気がするのだが、それはエスプリがあるからではないだろうか。
エスプリはユーモアやウィットなどと並んでよく聴く言葉である。意味はなんとなく分かるような気がするがはっきりとは分からない。
で、調べてみると
エスプリとは esprit.フランス語で「精神」「知性」,特に英語のウィットwitにあたる「才気,機知」,すなわち批評精神に富んだ軽妙洒脱で辛辣な言葉を当意即妙に述べる才のこと。その短い言葉は発言者,場所,時間から独立しうる。 |
エスプリの同義語は ウイット 機智
いかがですか、エスプリの意味は理解できましたか? この意味が分かると、なぜ阿川佐和子のエッセイが面白いのかが分かるような気がします。
エスプリはフランス語で上で説明されているように英語のウイットにあたり、日本語では機智になります。
エスプリ、ウイット、機智の3語を並べてみると、日本語の機知の存在感がいくぶん低く感じるのはなぜでしょうか。
でもこの問題は深堀せず、ここでは肝心のエスプリにスポットをあてることにしましょう。。
《結論》 阿川佐和子のエッセイが面白いのは
ウイット(機知)に富み、エスプリがあふれているから
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