2013年9月16日月曜日

クレジットカード ・ サインも暗証番号も必要ではない時があるのは何故?


スーパーではクレジットカードを使ってもサインも暗証番号もいらない

クレジットカードを使用すると、たいていはサインか暗証番号が必要です。最近使ったところでもデパートはサイン、ホテルのレストランは暗証番号でした。


ところが最近スーパーマーケットのレジで、列の前の人がクレジットカードで支払いをしている人を見ましたが、カードをレジの機械に通すだけでサインも暗証番号も求められていませんでした。


したがって支払いにかかる時間は現金払いより早いぐらいでした。


でもたいていのところであるサインや暗証番号の打ち込みが何故スーパーではないのでしょうか。


これだとカードを紛失したときなど容易に不正使用されてしまうのではないでしょうか。そう考えるととても不思議に思いました。


実はサインなしで使えるところはスーパーなどのようにレジで行列ができるような客が多いところに限られているそうです。


そうした場所ではクレジットカードで支払いの際にサインや暗証番号を要求すると、処理に時間がかかり、後の客に影響するだけでなく、利用者も面倒に感じてカードの使用を控える心配があるからです。


したがってスーパーのようなカードの利用が多く見込めるところではカード会社との間に特別な契約を結んでおき、サインや暗証番号なしで使用できるようにしているのです。


もちろんカード紛失などの際の不正使用は見込んだ上のことです。


つまりそうしたことがあっても、その損失を上回る利益があると見込んでいるのです。


それに不正利用などのためにはあらかじめ保険をかけており、損失をカバーできるようにもしているのです。


なおスーパーでのサインレスで利用できる金額には上限があります。その金額については一度の買物が1万円未満とか3万円未満という風に、スーパーによって差があり一律ではありません。


こうしたサインや暗証番号のいらないサービスのことを、利用する人々は”サインレス”と呼んでいます。

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