2013年9月2日月曜日

ブルネイのTPP交渉が恥ずかしい ・ 大騒ぎしているのは日本のメディアだけ


日本のメディアは暇なのか?それとも人員が余っているのか?

何かと言えばば地球上の何処へでもすっ飛んでいく日本のメディアだが、今回のブルネイで行われたTPP交渉もまた例外ではなかった。


しかし諸外国に比べてなんという相違だろう。人数の単位がまるっきり違うではないか。


主役の米国にいたっては、メディア関係者は雑誌記者が1人だけだという。


それなのに、日本側はなんとその100倍以上の105人ものメディア関係者が押しかけているという。


これは諸外国から見たら随分こっけいなことではないだろうか。


いったい日本のメディアはそれほど暇なのであろうか。それとも抱えている人員が多すぎるのであろうか。


あるいは大事なこととそうでないことの区別もつかず、仕事の優先順位をつけることができないのであろうか。


何もこれだけの数が大挙してブルネイに押しかけなくても、やるべきことは国内にも沢山残っているだろうに。


何はともあれこれほど恥ずかしいことはない。これでは他の参加国から足もとを見られ、軽くあしらわれるだけで良いことなど何もない。


第一日本の国民自体がそれほどTPPに関心を払っている訳でもない。


おそらくこの中には新聞などの活字メディアの記者が多いと思われるが、こんな無駄なことに多額の取材費用をかけるのなら新聞代をもっと下げたらどうだろうか。

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TPP取材、日本メディアだらけ ブルネイに105人

 【バンダルスリブガワン=藤田知也】30日まで環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉会合が開かれたブルネイには、日本から100人規模の報道陣が押し寄せた。

一方、外国メディアはわずか。日本の関心の高さが突出している。

 22日に開かれた閣僚会合。ベトナムの大臣が出てくると、多くの記者やカメラマンが後を追った。

いずれも日本メディアだ。マレーシア紙の女性記者は「びっくり。マレーシアから来たのは私ひとりよ」。

 取材を申請したのはブルネイの報道機関が45人、海外勢が112人だが、海外勢のうち日本以外は7人しかいない。

欧米系は米国の通商専門誌の記者と英ロイター通信のビデオカメラマンの2人だけ。AP通信もCNNテレビもいない。


朝日新聞電子版 2013年9月1日

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