今年の流行語ランキング この言葉を第一位に推したい
毎年年末に発表されている「今年の流行語ランキング」だが、このところしぱらくパッとする言葉に出会っていない。
かつて「草食男子」という言葉にいたく感心したことがあったが、それ以来それほど感銘を受けたものはない。
でも今年はヒロシのこの言葉に人びとの注目が集まるのではないだろうか。
この「一人の良さもあるとです」だが、超高齢化社会のいまの日本、世の中に一人暮らしが増えていることもあって、かつての「ひとり寂しい」という、一人暮らし否定派が減って、「一人暮らしは楽しい」という肯定派が次第に増えている。
そうした世の風潮をヒロシのこの言葉が後押しして肯定派の勢いにさらに拍車がかかるのではないだろうか。
こうしたしたことが考えられることもあり、個人的にはこの言葉を今年の流行語第一位に推したい。
「一人暮らしは寂しい」という世の中の誤解を解く
一人暮らし肯定派が増えているとはいえ、いまだに「一人暮らしはさびしい」と考えている人も少なくない。
いうまでもなくこうした人たちは一人暮らし否定派である。つまり一人で暮らすより、家族一緒に過ごす方が人生が楽しく送れる、と考えているのだ。でも本当にそうなのだろうか。個人的にはどうも疑わしく思っている。
それもそうだろう。年寄だらけの昨今とあっては、その数が多すぎる高齢者はあまり大事に思われない。いや、それどころか邪魔者あつかいされ、場合によってはいじめの対象にもなる。
そうした中での生活が楽しいはずはなく、つらいことの方が多いはずだ。でも一人暮らしだとそんなことはなく、何の気兼ねもなく気楽に暮らせるのだ。これを楽しい生活と言わず、他になんといえよう。
よく言われる「一人暮らしはさびしい」というのは世の中の誤解ではないのだろうか。その誤解を解くのが、ヒロシの「一人の良さもあるとです」という言葉なのだ。
ヒロシの言葉は一人暮らしや一人での活動を応援している
ヒロシの「一人暮らしの良さもあるとです」を聞いて喜んでいる高齢者はさぞかし多いに違いない。なぜなら一人暮らしを応援してくれ元気を与えて励ましてくれるからだ。
ヒロシは一人でコントをやるピン芸人だから、一人でいることには元から慣れている。だからこそ、彼の言う「一人暮らしも良かとですよ」には説得力がある。
そのヒロシは一人コントに終わらず、今度は一人でキャンプをやる「ソロキャンプ」をはじめて、それをyoutubeで流して大ヒットさせた。
一人コントに始まり、ソロキャンプのブームに火をつけて、今度はテレビのcMで「一人暮らしも余暇とですよ」と人々に呼びかけているのだ。
一人でやることはソロキャンプだけではない
ヒロシがこれまでやってきた、一人コント、ソロキャンプ、CMの「一人暮らしの良さもあるとです」以外にも一人でできることはまだまだたくさんある。例えば
一人温泉
一人宴会
一人観劇
一人焼肉
一人居酒屋
などなど、何でもありなのだ。
こんなにやることがある一人暮らしが楽しくないはずがない。
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