《Part・2》
「おもしろくてためになる」は人に読んでもらうための鉄則
ブログは読み物ですから、言うならば本と同じです。本を買うときはまず魅力的なタイトルのモノを選び、作者を確認し、次に目次を見て、それから最初のページを読んでみます。
こうしたプロセスを経て、満足したとき購入を決めるのです。
ブログもこれによく似ています。ただ無料で読めるので、本を購入するときほどチェック項目は多くはありません。
でもテーマやタイトル、それに出だしのリード文などを重視します。
これら3点が合格して初めて先を読むのです。3点のチェック項目は、
・タイトルにインパクトを感じるか
人がそのブログを読むかどうか決めるのは、50%ぐらいはタイトルの良し悪しにあるのではないでしょうか。つまりインパクトのある魅力的なタイトルは読者に「読んでみよう」という行動を促す引き金になるのです。
100%でないのは、中身の最初の部分がタイトル同様に魅力的でないことがあるからではないでしょうか。つまり看板に偽りがあるのです。
・リード文に訴求力はあるか
タイトルが気に入ったから読み始めてはもらえるのですが、少しだけ読んだけで先へ進んでもらえなかったら、せっかくの良いタイトルがかわいそう。
そんなことにならないために、次に気をつけたいのは文頭のリード文でです。
リード文とはその名のごとく、先へ導く文章である。タイトルだけでなく、このリード文を読んでもらえたらほぼ大丈夫です。
これはタイトルのように短くはなく、少なくても30〜40字はある文章ですから、これをすべて読んでもらえれば、読者は次第にコンテンツになじんでくれるのです。
・おもしろくてためになるコンテンツであるか
最後まで読んでくれたとしても、読者がじゅうぶん満足してくれたかどうかまでは分かりません。
読者が真に「読んでよかった」と感じるのは、コンテンツが「おもしろくてためになる」という条件を満たしているかどうか、によるものだからです。
このコンテンツだけでなく、末永くリピーターになってもらうためにも、是非ともクリアしたい条件です。
これを確認したうえで、次を読むかどうかを決めるのです。
「おもしろくてためになるか」はブログの最も重要な要素です。
アクセスが伸びないのは「おもしろくない」&「ためにならない」から
上で書いたようにブログを読むかどうかは内容のさわりをチェックして決めます。要はこのチェックに合格したものだけを読むのです。
したがってチェックの段階で満足できなかったブログは「おもしろくてためになる」という条件をクリアしなかったのですから、その後も読むことはありません。
読者にならないのですから、その後アクセスすることもないのです。
adobe stock
ブログはインターネットで外部へ向けて発信する手段です。したがって日記のように記録として残すだけでなく、発信したもの(コンテンツ)を世の中の人々に読んでもらうためのものです。
でもその望みに簡単に叶うわけではありません。読んでもらうためにはコンテンツに魅力がないといけません。
面白くてためになると思って、人々が選んだコンテンツだけがアクセスと形で現れるのです。
このアクセスこそが書き手のモチベーション(やりがい)につながるのです。
読者が求めているものが何かを知る
アクセスを得るコンテンツを書くためには、まず読者のニーズを知ることが大事です。
その方法はいくつかありますが、最も効果があると思えるのは、読者の検索トレンドを知ることです。
書こうとするテーマについて、読者はどんなことを知りたいかを掴むのです。
方法としてはテーマについてネット検索して、上位10位までのページで、キーワードを調べ、それを反映させたコンテンツを作るといいでしょう。
望ましいのは長く読み継がれるエバーグリーンコンテンツ
読者からアクセスを得たとはいえ、それが一時的なものに終わってしまったらいけません。
ニュースのような時事関連のテーマを用いたコンテンツだと、興味が長く続かず、アクセスは一時的なものになります。それでは継続的なアクセスは望めません。
人々が長くアクセスを続けてくれるのは息の長いエバーグリーンコンテンツ(注)を書くことです。
(注)エバーグリーンコンテンツ
エバーグリーンとは常緑樹のように、季節が変わっても落葉せず常にグリーンであり続けるたとえです。次回の掲載予定
Part3・・1月 5日