(Part・3)
ライバルの動向を探り、良いものからは学び、消えたものからは敗因を知る
ブログを続けていると気になることがいろいろある。当然のごとく一番気になるのは毎日のアクセス(PV)だが、そのほかにもあり、特に関心が強いのはライバルブログの動向である。
なぜこれが気にになるかといえば、自分のブログが常に検索ランキングトップを維持したく、地位を脅かす他のブログがないかどうかが心配になるからなのだ。
つまり他のどんなブログが上位に迫ってきているかに常に気をつけるためである。
そのためにそうしたブログを閲覧し内容を調べ、自分のブログと比較してみるのだ。その結果優れた点は学び、消えたものについてはその敗因を探るのだ。
ある日、検索順位が一気に下がる
google・bloggerに載せている私のブログ「生涯現役日記」は、開設から15年間を通して、スタート当初の数年間を除き、おおむね同ジャンル「ランキングトップ」を維持している。
例外は最初の3年間で、大きくランキングを落とし、10位にも入らないどころか、一時は検索圏外に脱落したことさえあったのだ。
googleに好かれないと長続きはムリ
検索圏外に落ちたのは、ズバリ、googleに嫌われたからである。なぜ嫌われたかにはいろいろ理由があろうが、第一はそのころ検査が厳しかった画像の無断掲載かもしれない。
グーグル画像から適当なものを選び、勝手にブログに搭載していたのだ。
その次の理由はSEOに準拠していなかったからだと思う。SEOは「検索エンジン最適化」というように、検索ページ上位に掲載されるための対策のことだ。
これには何といってもSEOの決まりに準拠し、検索大御所であるgoogleに好かれなければ始まらない。
そうでなければとうてい検索上位掲載は望めず、やがてはブログ戦線から葬り去られ脱落を余儀なくされること間違いなしだ。
おもしろくてためになるものでなけれがサイトリングはつかない
サイトリンクをご存じだろうか。これはgoogleが好ましいと思うブログを検索ページ上位に複数行に渡って掲載し、タイトルだけでなく内容まで紹介してくれて、応援してくれるものである。
自分のブログにこのサイトリンクがつくと、いわば他力本願でPVを得ることができるのだ。アクセスアップにこれほどありがたいことはない。
とは言え、簡単にサイトリンクを得ることはできない。なぜなら真に「おもしろくて役に立つ」とgoogleに判断されなければgoogleがこれを与えてくれることはないからだ。
聴くところによると、これが与えられるのは、全体の僅か数パーセントのブログに過ぎないということだ。
adobe stock
たとえ趣味ブログであるとはいえ、それを長続きさせるのはとても難しく、大半は中途で脱落し、あえなくブログ戦線から消える運命にある。
そうなるのがなぜかというと、コンテンツに魅力がなく、アクセスを得られないからである。
魅力がないのはブログの大原則である「おもしろくてためになる」という要素が欠落しているからである。こうなるのも結局はSEOを知らずにブログを始めたからに違いない。
たとえお金を稼げない「趣味ブログ」といえ、決してSEOをおろそかにはできない。
何度も言うがブログはあくまで人に読んでもらうためのもので、そのためには是が非でもSEOが必要なのである。