書評「ヒマつぶしの作法」東海林さだお SB新書
東海林さだおの本はこれまで10冊ぐらい読んできたが、いつも思うのは「いつ何を読んでもおもしろい」ということだ。
同じ作者のものばかり続けて読んでいると、時には「これつまらない」という作品に出合うことがあるが、この作者の作品には、いわゆる「当たり外れ」がなく、いつも面白いのだ。
「なにか面白いものが読みたい」ときに、彼の作品ほどぴったりするものは他にないのではなかろうか
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紹介
大人気、東海林さだお先生が教える抱腹絶倒 ヒマつぶしの作法!
人生なんて長い長い暇つぶし毎日楽しく、愉快に、元気にそれで十分いーじゃないか
目次
はじめに
特別対談【前編】
何の役にも立たせない「純粋趣味」を楽しもう
東海林さだお×いとうせいこう
ルンバと一緒にヒマつぶし ロボット掃除機ルンバを雇う
釣り堀でヒマつぶし 市ヶ谷の釣り堀の寡黙な人々
<泳げ!うどん君>
入浴剤で日本縦断温泉めぐりでヒマつぶし 温 泉
コインランドリーでヒマつぶし 洗 濯
はとバス観光でヒマつぶし 深川発、はとバスの一日
自宅運動でヒマつぶし 美容用自転車
社交ダンスでヒマつぶし 社交はダンスで
テニスでヒマつぶし テニスクラブの巻
男の料理でヒマつぶし ロースト・ビーフの巻
<餃子の皮のつくり方>
メンズグルーミングでヒマつぶし ああデラックス床屋
キャバレーでヒマつぶし 懐かしのキャバレー
<ナニをふるった?>
ストリップでヒマつぶし ストリップ観劇行
特別対談【後編】
わざとダメなほうに進んだほうが人生は面白い
東海林さだお×いとうせいこう
駅前旅館でヒマつぶし 寅さんの宿
温泉一泊旅でヒマつぶし(前編) 正調温泉一泊作法
温泉一泊旅でヒマつぶし(後編) 続正調温泉一泊作法
おわりに 退屈な日
著者プロフィール
東海林 さだお (ショウジ サダオ)
1937年東京都生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学露文科中退。70年『タンマ君』『新漫画文学全集』で文藝春秋漫画賞、95年『ブタの丸かじり』で講談社エッセイ賞、97年菊池寛賞受賞。2000年紫綬褒章受章。01年『アサッテ君』で日本漫画家協会賞大賞受賞。11年旭日小綬章受章
出典:版元ドットコム