クレイマーとは一言で言えば「苦情申立て人」のことである。
さらには、その苦情申し立てにより何らかの「ごね得」を期待している人たちであると言うこともできる。
例えば近年とみに増えている教育現場へ苦情を申し立てる人たち、いわゆる「モンスターペアレント」と言われる人種であるが、
彼らは常識外れのクレームや無理難題を学校や教師に突きつけて、相手を困らせるだけでなく、それにより何らかの「ごね得」を期待しているのである。
ではそのクレームとは一体どんなものなのか、実例の一部をみてみよう。
モンスターペアレントによるクレーム実例集
【事例1】朝は忙しいので、保育所で朝食を用意しろ!保育所で汚したものは保育所で洗濯してほしい。
【事例2】節分に撮ったスナップ写真で、小柄な息子の隣にクラスで一番背の高い園児が並んでいた。
息子の背の低さが強調されてしまい、配慮に欠ける!
【事例3】保育所でころんで机の角でぶつけ、まゆの横を2針縫うケガをした。
なぜ救急車を呼ばなかった? 脳のMRIを撮れ!
【事例4】担任保育士が、娘に「ブサイク」と言った(保育士は否定)。
子供を辞めさせるか、保育士の辞職を求める!
【事例5】運動会の組体操で、子供が最上部に立てないことで、意欲をなくしている。運動会を休ませたい。
【事例6】一緒に遊んでいた友達に暴力を振るわれ、ケガをした。
相手の電話番号を聞いたのに断られたが、学校は相手の身方をするのか。
【事例7】授業中に落書きを注意されて、先生が嫌いになったと言っている。
子供が落書きをするのは、先生の授業が面白くないからだ。
【事例8】娘がいじめられている。教室にモニターカメラを設置しろ!校長には文書での回答を求める。
【事例9】友人とケンカをして興奮状態の息子を、担任が後ろから抱きしめた。
これは体罰だ! 登校させられない。
【事例10】子供がケンカしてケガをした。担任は、「二度とケガをさせません。
もし、ケガをさせたら、学校を辞めます」という確認書を出せ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これらはネットに載っているモンスターペアレントによる苦情事例だが、どれをとってみても常識的な苦情とは言えず、まるでいちゃもんをつけているようであり、常軌を逸した無理難題ばかりである。
相手が教育に携る聖職者という極めて抵抗力の弱い立場の人々であることを計算ずくでの悪質な攻撃なのである。
もしこうした事例のようなクレームが本当に増えているのなら、クレーマー当事者だけでなく、そうしたものを醸成している今の日本社会そのものに問題があるのではないだろうか。
アメリカでは次元の低いクレームは少ない
もともとクレーマーという言葉は最初はアメリカ社会で使われはじめ、それが次第に日本などに波及してきたものなのだが、本家のアメリカでさえ、これほど低次元のクレームの例はないのではあるまいか。
というのもアメリカという国は徹底した訴訟社会であり、クレームをつける側もそれを受ける側も法律知識を常識として持っている必要があり、それ故に根拠が乏しく、法律で決着がつきそうにない事柄についてはクレームを申し立てないのが普通なのである。
つまりつまらぬ事をクレームにして騒ぎ立てないのは、日本に比べて人や社会が成熟しているからではないのだろうか。
それに比べわが国における、上にあげた例のような低レベルなクレームが多いのは、やはり社会の未成熟がもたらす所産であるに違いない。
いずれにしてもクレームを受けた当事者は、根拠の薄いものにいちいち真剣に対峙することはせずうっちゃっておき、それでも相手が引かない場合は、時としては早めに警察などに委ねるのが得策なのではなかろうか。
クレーム事例はインターネットFC2「ワラ速」モンスターペアレント事例集より
さらには、その苦情申し立てにより何らかの「ごね得」を期待している人たちであると言うこともできる。
例えば近年とみに増えている教育現場へ苦情を申し立てる人たち、いわゆる「モンスターペアレント」と言われる人種であるが、
彼らは常識外れのクレームや無理難題を学校や教師に突きつけて、相手を困らせるだけでなく、それにより何らかの「ごね得」を期待しているのである。
ではそのクレームとは一体どんなものなのか、実例の一部をみてみよう。
モンスターペアレントによるクレーム実例集
【事例1】朝は忙しいので、保育所で朝食を用意しろ!保育所で汚したものは保育所で洗濯してほしい。
【事例2】節分に撮ったスナップ写真で、小柄な息子の隣にクラスで一番背の高い園児が並んでいた。
息子の背の低さが強調されてしまい、配慮に欠ける!
【事例3】保育所でころんで机の角でぶつけ、まゆの横を2針縫うケガをした。
なぜ救急車を呼ばなかった? 脳のMRIを撮れ!
【事例4】担任保育士が、娘に「ブサイク」と言った(保育士は否定)。
子供を辞めさせるか、保育士の辞職を求める!
【事例5】運動会の組体操で、子供が最上部に立てないことで、意欲をなくしている。運動会を休ませたい。
【事例6】一緒に遊んでいた友達に暴力を振るわれ、ケガをした。
相手の電話番号を聞いたのに断られたが、学校は相手の身方をするのか。
【事例7】授業中に落書きを注意されて、先生が嫌いになったと言っている。
子供が落書きをするのは、先生の授業が面白くないからだ。
【事例8】娘がいじめられている。教室にモニターカメラを設置しろ!校長には文書での回答を求める。
【事例9】友人とケンカをして興奮状態の息子を、担任が後ろから抱きしめた。
これは体罰だ! 登校させられない。
【事例10】子供がケンカしてケガをした。担任は、「二度とケガをさせません。
もし、ケガをさせたら、学校を辞めます」という確認書を出せ!
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これらはネットに載っているモンスターペアレントによる苦情事例だが、どれをとってみても常識的な苦情とは言えず、まるでいちゃもんをつけているようであり、常軌を逸した無理難題ばかりである。
相手が教育に携る聖職者という極めて抵抗力の弱い立場の人々であることを計算ずくでの悪質な攻撃なのである。
もしこうした事例のようなクレームが本当に増えているのなら、クレーマー当事者だけでなく、そうしたものを醸成している今の日本社会そのものに問題があるのではないだろうか。
アメリカでは次元の低いクレームは少ない
もともとクレーマーという言葉は最初はアメリカ社会で使われはじめ、それが次第に日本などに波及してきたものなのだが、本家のアメリカでさえ、これほど低次元のクレームの例はないのではあるまいか。
というのもアメリカという国は徹底した訴訟社会であり、クレームをつける側もそれを受ける側も法律知識を常識として持っている必要があり、それ故に根拠が乏しく、法律で決着がつきそうにない事柄についてはクレームを申し立てないのが普通なのである。
つまりつまらぬ事をクレームにして騒ぎ立てないのは、日本に比べて人や社会が成熟しているからではないのだろうか。
それに比べわが国における、上にあげた例のような低レベルなクレームが多いのは、やはり社会の未成熟がもたらす所産であるに違いない。
いずれにしてもクレームを受けた当事者は、根拠の薄いものにいちいち真剣に対峙することはせずうっちゃっておき、それでも相手が引かない場合は、時としては早めに警察などに委ねるのが得策なのではなかろうか。
クレーム事例はインターネットFC2「ワラ速」モンスターペアレント事例集より
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