2011年6月22日水曜日

日本語の地位が上がってきた ・ ウィキペディア(Wikipedia)の言語別記事数で日本語は第5位


インターネット全盛の世界において各々の言語のステイタスとか重要度を測る尺度のなるのがネット上で使われているそれら言語の使用量(頻度)である。

それを測るひとつの材料になると思われるのがインターネット百科事典とも呼ばれる「ウィキペディア」である。

上の示した図表がウィキペディアにおける言語別の使用量である。

ご存知のとおり、ウィキペディア(wikipedia)といえば誰でもが書き込み可能な、オープンソース方式のネットの百科事典であるが、そのアクセス数はgoogleやyahooに迫るほどのに人気ぶりで、今や世界中で認められていて、人々にとってなくてはならない重要サイトなのである。

記事総数が1千万件に到達

最近のブログ報道によれば、全世界の記事を合算したWikipediaの記事はついに1千万件に到達したということだ 。

上のグラフによれば 英語で書かれたものが231万記事と最も多く、全体の4分の1ほどを占めている。

しかし世界の言語別インターネット人口では英語が4割のシェアとされていたのと比べると英語のシェアはい低く、ウィキペディアに代表されるWEB2.0の文化はインターネットそのものより尚更インターナショナルだともいえよう。

言語別記事数順位 

第2位以下、20位までを掲げると。ドイツ語、フランス語、ポーランド語、日本語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、スペイン語、スウェーデン語、ロシア語、中国語、ノルウェイ語、フィンランド語、ヴォラピュク語、カタロニア語、ルーマニア語、トルコ語、ウクライナ語、エスペラント語である。
 
インターネット人口で第2位、第3位の座を占める中国語、日本語はであるが、今回の順位へついてはネット人口ほどは高くない。

逆にポーランド語が日本語より上位となり、ヴォラピュク語やエスペラント語のような人工言語が顔を出すなど、各文化のこうした分野への意欲によって順位が決まる側面があるといえよう。


「社会実情データ図録」参照

0 件のコメント: