ブログのネタさがしに、日本の新聞だけでは情報が偏るので外国紙も見ることにしている。
特に朝鮮日報日本語版、人民日報(同)、NY Timesなどにはほぼ毎日目を通すようにしている。
そのことで最近気がついたことが2件ある。
・まずその1件目
韓国紙朝鮮日報と中国紙人民日報を比べてみると、日本に関する記事は圧倒的に人民日報が多い。
それも批判的な記事は少なく,どちらかと言えば好意的なものが多い。
この原因は単に両国の対日感情の違いによるものなのであろうか。
・その2件目
人民日報にはほとんど見かけないのだが、一方の朝鮮日報はといえば日本に関する記事が少ないにもかかわらず、たまに載せたものには批判的なものが多いばかりでなく、故意に間違ったデータをのせて、事実とは異なる捏造とも思しき内容の記事を載せているケースに出くわすことがある。
これには日本人として非常に憤りを感じる。
では明らかに間違っていると思われる2件についてそのデータの内容をここでご紹介することにする。
(その1)読書量国際ランキングに関するデータ
これは以前、2月1日のブログにも載せたのだが、まず下のデータをご覧いただきたい。
読書量国際比較
順位 国名 時間
1 インド 10.7
2 タイ 9.4
3 中国 8.0
4 フィリピン 7.6
5 エジプト 7.5
6 チェコ 7.4
7 ロシア 7.1
8 スウェーデン 6,9
8 フランス 6,9
10 ハンガリー 6.8
10 サウジアラビア 6.8
12 香港 6.7
13 ポーランド(世界平均) 6.5
14 ベネズエラ 6.4
15 南アフリカ 6.3
15 オーストラリア 6.3
17 インドネシア 6.0
18 アルゼンチン 5.9
19 トルコ 5.9
20 スペイン 5.8
20 カナダ 5.8
22 ドイツ 5.7
22 アメリカ 5.7
24 イタリア 5.6
25 メキシコ 5.5
26 イギリス 5.3
27 ブラジル 5.2
28 台湾 5.0
29 日本 4.1
30 韓国 3.1
韓国紙「朝鮮日報」より
みなさん、これを見てどう思われますか?
韓国が最下位にきていることの真偽についてはこの際問題にしない。
問題なのはその最下位韓国の一つ前に日本があることなのである。
これは明らかに捏造である。自分の国の最下位にあることについて、問題の焦点をかえるために、あえて日本をその前にあげて対比させているのである。
つまり「わが国も読書量は少ないが日本だって同じようなものですよ」と、あえて「日本人も本を読みませんよ」と強調しているのである。。
ここでは正しいランキングをあげてこの間違いを指摘しようとはしないが、これは明らかに間違ったデータなのである。
その証拠に識字率がわが国よりうんと低いインド、タイ、フィリピンなどが上位を占めていること自体に大きな疑問がある。
いったいこんなデータをどこから持ってきたのだろうか。それとも勝手に作り変えたのであろうか。
実に大きな疑問の残るデータである。
(その2)韓国はアメリカに続いて世界で2番目に大学の学費が高い
下は最近(2011/6月)朝鮮日報に載った記事である。
大学の学費が世界で2番目に高い韓国(上)
学費1000万ウォン時代
2010年の経済協力開発機構(OECD)教育指標によると、韓国の私立大学の学費は購買力平価基準で8519ドル(約68万3400円)だった。
これは米国、日本、英国など調査対象11カ国のうち米国に次いで2番目に高い。国立大学も4717ドル(約37万8400円)で、やはり米国に次いで2番目に高かった。
この記事を見て、その順位について大いに疑問に思いネットで調べてみた。
すると国立大学では日本が一番高く、私立大学はアメリカがトップであった。
6月11日の私のブログにも載せているが韓国の学費は総合では三番目の高さであり、決して2番目ではないのである。
これは完全に日本を除外しての順位であり、これについても、さも「わが国が大国アメリカに肩を並べるほどの大学の学費が高い国ですよ」ということを言いたいわけで、間違ったデータを示してまで、自国の今の勢いを宣伝しようとしているのである。
まさに韓流ブームに悪乗りした見苦しいばかりのお隣の国の増長ぶりである。
(注意)なお、韓国の学費については、朝鮮日報の記事の金額は半期分の学費であり、実際はこの倍であると、キムさんという方からコメントをいただいたが、仮に倍にしても日本の国立大学を上回ることはないのである。
特に朝鮮日報日本語版、人民日報(同)、NY Timesなどにはほぼ毎日目を通すようにしている。
そのことで最近気がついたことが2件ある。
・まずその1件目
韓国紙朝鮮日報と中国紙人民日報を比べてみると、日本に関する記事は圧倒的に人民日報が多い。
それも批判的な記事は少なく,どちらかと言えば好意的なものが多い。
この原因は単に両国の対日感情の違いによるものなのであろうか。
・その2件目
人民日報にはほとんど見かけないのだが、一方の朝鮮日報はといえば日本に関する記事が少ないにもかかわらず、たまに載せたものには批判的なものが多いばかりでなく、故意に間違ったデータをのせて、事実とは異なる捏造とも思しき内容の記事を載せているケースに出くわすことがある。
これには日本人として非常に憤りを感じる。
では明らかに間違っていると思われる2件についてそのデータの内容をここでご紹介することにする。
(その1)読書量国際ランキングに関するデータ
これは以前、2月1日のブログにも載せたのだが、まず下のデータをご覧いただきたい。
読書量国際比較
順位 国名 時間
1 インド 10.7
2 タイ 9.4
3 中国 8.0
4 フィリピン 7.6
5 エジプト 7.5
6 チェコ 7.4
7 ロシア 7.1
8 スウェーデン 6,9
8 フランス 6,9
10 ハンガリー 6.8
10 サウジアラビア 6.8
12 香港 6.7
13 ポーランド(世界平均) 6.5
14 ベネズエラ 6.4
15 南アフリカ 6.3
15 オーストラリア 6.3
17 インドネシア 6.0
18 アルゼンチン 5.9
19 トルコ 5.9
20 スペイン 5.8
20 カナダ 5.8
22 ドイツ 5.7
22 アメリカ 5.7
24 イタリア 5.6
25 メキシコ 5.5
26 イギリス 5.3
27 ブラジル 5.2
28 台湾 5.0
29 日本 4.1
30 韓国 3.1
韓国紙「朝鮮日報」より
みなさん、これを見てどう思われますか?
韓国が最下位にきていることの真偽についてはこの際問題にしない。
問題なのはその最下位韓国の一つ前に日本があることなのである。
これは明らかに捏造である。自分の国の最下位にあることについて、問題の焦点をかえるために、あえて日本をその前にあげて対比させているのである。
つまり「わが国も読書量は少ないが日本だって同じようなものですよ」と、あえて「日本人も本を読みませんよ」と強調しているのである。。
ここでは正しいランキングをあげてこの間違いを指摘しようとはしないが、これは明らかに間違ったデータなのである。
その証拠に識字率がわが国よりうんと低いインド、タイ、フィリピンなどが上位を占めていること自体に大きな疑問がある。
いったいこんなデータをどこから持ってきたのだろうか。それとも勝手に作り変えたのであろうか。
実に大きな疑問の残るデータである。
(その2)韓国はアメリカに続いて世界で2番目に大学の学費が高い
下は最近(2011/6月)朝鮮日報に載った記事である。
大学の学費が世界で2番目に高い韓国(上)
学費1000万ウォン時代
2010年の経済協力開発機構(OECD)教育指標によると、韓国の私立大学の学費は購買力平価基準で8519ドル(約68万3400円)だった。
これは米国、日本、英国など調査対象11カ国のうち米国に次いで2番目に高い。国立大学も4717ドル(約37万8400円)で、やはり米国に次いで2番目に高かった。
この記事を見て、その順位について大いに疑問に思いネットで調べてみた。
すると国立大学では日本が一番高く、私立大学はアメリカがトップであった。
6月11日の私のブログにも載せているが韓国の学費は総合では三番目の高さであり、決して2番目ではないのである。
これは完全に日本を除外しての順位であり、これについても、さも「わが国が大国アメリカに肩を並べるほどの大学の学費が高い国ですよ」ということを言いたいわけで、間違ったデータを示してまで、自国の今の勢いを宣伝しようとしているのである。
まさに韓流ブームに悪乗りした見苦しいばかりのお隣の国の増長ぶりである。
(注意)なお、韓国の学費については、朝鮮日報の記事の金額は半期分の学費であり、実際はこの倍であると、キムさんという方からコメントをいただいたが、仮に倍にしても日本の国立大学を上回ることはないのである。
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