エスカレーター利用者の記憶に残る媒体、手すり広告
不況になれば広告が増えると言われるが、例外は屋外広告の分野ではないだろうか。
私鉄の駅や地下鉄の駅の壁面やホーム上には多くの広告スペースが設けられている。
だが、近年このスペースは概して空欄が多く、まともに広告が入っているものを目にすることが極めて少なくなってきた。
これはおそらく「費用対効果」を考えた上で、多くのスポンサーがこの種の広告から撤退していることが原因であることは明らかである。
でも屋外広告業界もこうした状況を、指をくわえて黙って見ているだけではない。
多くの人の目に必ず止まり、また実際手に触れることにより印象に残るユニークな媒体
最近地下鉄や地下商店街のエスカレーターの手すりの上に広告が載りだしたのである。
あの僅か10センチほどの狭い手すりに、びっしりと広告の図柄フィルムが貼られてているのである。
私が目にしたのは地下鉄淀屋橋線梅田駅であったが、地下鉄に限らずいま繁華街のエスカレーターの手すりには次々と広告が出現している。
でもこの広告、手をやる際に自然と目が行くこともあって、効果は高いのではないだろうか。
話題性もあり、今後屋外広告のエースへと成長していく可能性も秘めているのでは・・・。
1 件のコメント:
同じのを見ました。
交通広告の空枠は何となく寂しいので、WEB以外のこういう広告も良いと思います。
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