まるで殺人的!と言っていほど、連日猛烈な暑さが続いている。
テレビではこのところずっとその日熱中症にかかって病院に運び込まれた人の数を発表している。その数数百人、いや千人を越える日もあるようだ。
私の街の近所の高等学校でも、野球部の選手数人が練習中に気分を悪くして病院に運ばれたと人づてに聞いた。
しかし考えてみれば不思議である。春先の花粉症もそうだが、一昔前の私たち親の時代にもこうした病気があったのだろうか。
花粉症はともかく、熱中症で言えば、その時代には、まだ今のようにエアコンは普及していなかったはずだし、普通に考えれば今より被害者はずっと多かったのでは、とも思えるのだが。
でもそんな話はあまり聞かない。昔の人が今の人と比べて体が強かったのだろうか。栄養状態は今のほうがずっと良いはずだし、どうもそういうふうには考えられない。とするとなぜだろう?
要は昔と違ってずいぶん発達している今のマスコミが、視聴率を上げるために、過剰に反応して騒ぎ過ぎているのではないのだろうか。
そして人々も深く考えることもなく、それに安易に同調いるだけではないのだろうか。こうしたテレビによる悪影響の例は他にもいろいろあるのだが。
要するに人々に対し対して、必要以上に不安感を煽っているだけなのではないのだろうか。
はっきりは分からないが、この際こう結論づけるのが妥当かもしれない。
でもなにはともあれ、とりあえず水分をよく取るなどして、注意だけはしておくことにしよう。
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