レーダー照射 中国の新聞のだんまり戦術 韓国も・・・
しかしこれほど大きな出来事なのに、中国の新聞がこれに関しての論評を一切報道しないというのはいったいどんな考えなのだろうか。
尖閣問題ではあれほど執拗にわが国を攻撃する内容の記事を浴びせかけてきた中国なのに、
立場が変わった今回の軍艦レーダー照射事件では、まったく触れることなくだんまりを決め込んでいるのである。なんと言う変わり身の早さだろうか。
これについては中国だけでなく、韓国の新聞も例外ではない。
事件が明るみに出た時からはしばらくは、この出来事について一切報道せず、しばらく立って中国側が”日本が挑発した事件である”という論調を発表するや否や、そうした中国の言い分だけを載せた記事を発表しているのである。
このところの韓国の中国贔屓は異常である。
朴大統領就任後の特使派遣も中国を第一番に選んでいる。
またこれは余談だが、最近の韓国メディアは日本や米国、中国などの友好国を呼ぶ際、
以前は3国を「米日中」という順で呼んでいたのを、現在は「米中日」に変えているのである。
これだけ見てもいかに韓国が日本を敬遠し、中国に近づこうとしているのがよく分かる。
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【北京=五十嵐文】中国海軍艦艇が海上自衛隊の護衛艦に火器管制レーダーを照射した問題について、9日付の中国共産党機関紙・人民日報などの主要中国紙は、同レーダーの使用を否定する中国外務省や国防省の公式見解を掲載したものの、同問題に関する論評は載せなかった。
中国政府が、今回の問題を機に国内で対日強硬世論が高まるのを抑え、事態の沈静化を図っている可能性もある。
一方、中国国営新華社電(電子版)は9日、日本政府が今回の問題を公表したことに関し、中国の識者の分析を紹介した。
中国政府系の調査研究機関「中国社会科学院日本研究所」の高洪・副所長は、訪米を控える安倍首相が「悪意による宣伝」を通じて米国の支持を得ようとしたのではないかとの見方を示した。
(2013年2月10日00時12分 読売新聞)
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