牛どん店「なか卯」の店頭には牛どんの材料についての原産地を知らせる表示板が貼ってある。
東日本大震災での放射能漏れで食品の放射能汚染に対する人々の不安が高まっている中、
それに対する配慮であろうが、なかなか気のきいた処置である。
表示内容は牛どんの材料になる 「米」 「牛肉」 「タマネギ」 などを品目別に原産地を書いているのである。
表が少し読みにくいので、書き出してみると次のようになる。
米・・・・・・ 国産ブレンド米
牛肉・・・・ オーストラリア、メキシコ産
タマネギ・・ 中国産
などとなっている。まあ値段の安い牛どんのことだから、放射能の心配だけでなく、仕入れ価格も重要な問題になるだろうから、海外に依存するのは致し方ないことであろう。
いまだに激しい価格競争に明け暮れている牛どんチェーンだが、最近になって長い間輸入中止になっていた米国産牛肉が輸入解禁になったことは朗報に違いない。
牛どんの材料でメインになるものはなんと言っても牛肉だろうから、米国産が解禁になることによって、少しでも安く仕入れられるようになれば経営には大きなプラスになるだろう。
不景気な中、安いランチを提供してくれる牛どん屋は、なんと言っても庶民の味方である。
少しでも経営が安定してくれることが望ましい。
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