自動車の運転は人の性格をよく表すと言う。したがって運転による事故の有無や、起こす頻度も運転者の性格の影響が少なからずあるという。
これはなんとなく分かる気がする。でも今日のテーマは自動車運転に関してではないので、この問題についてはこれ以上触れない。
本日のテーマは歩行者についてである。それも信号待ちをする歩行者に関してである。
街の通りを歩いていると必ず信号に行き当たる。そうした信号は道路と道路が交わる交差点にあるのだが、大きな交差点もあれば、小さい交差点もある。
大きい交差点とは大きな通りと交差する場所であり、小さい交差点とは小さい道路との交差点である。
こうした場合、通行量の多い大きな道路と交差する場所にある信号では、赤信号になると歩行者は立ち止まって、信号が青に変わるまで待つのが普通である。
だが問題は大通りと小さな通りとが交わる交差点での赤信号のときである。
小さな交差点では歩行者の行動が3つに分かれる
そうした小さな交差点では車の通行量は少なく、赤信号になっても前を通る車はほとんどやってこない。左右も見渡しても走ってくる車の陰は見当たらない。
そうしたときの歩行者の行動が性格をよく表すのである。
私が毎日行っているウォーキングの場所は大通りの歩道である。片道2km、往復4kmの歩道を毎日歩いている。
その通りには大きい道路との交差点が2ヵ所、小さい道路と交わる交差点がが4ヶ所ある。
大きい交差点の2ヵ所の赤信号では通行人は全員止まって信号の変わるのを待っている。
だが小さい道路との交差点の場合はまちまちで、歩行者の全員が信号が変わるのを待つとは限らない。
よく観察してみると、その行動には3種類のパターンがあるようだ。
まず一つは赤信号に出くわしたら信号が青に変わるまできっちり待つ人。
次のパターンは、赤信号のときは立ち止まっしばらく待ち、青に変わる前でも左右の安全を確認すると、おもむろに渡リ始める人。
最後のパターンは、例え赤信号に出くわしても立ち止まることなく、少しだけ歩を緩め、すばやく左右を確認して安全だと分かるとそのまま渡ってしまう人である。
こういう人は例え左右に車の姿を確認しても、その車の到達時間が遅いと判断した場合は、躊躇なくすぐに渡ってしまうのである。
ではこうした3つのタイプの人について性格判断をしてみるとこういう風になる。
まず1つ目のタイプの人何ごとにも慎重すぎて、融通が効かず応用力に問題がある人。こうした人はチャンスを逃がすことが多いかもしれない。
2つ目のタイプは、慎重な面もあるが臨機応変に対応できる人。こういう人は多分バランスよく物事を考えることができる人に違いない。
最後のタイプはは少しせっかちだが決断力が速い人。だがこういう人はいつも気が張っていて、疲れが多いかもしれない。
というような大まかな性格判断であるが、さて当たっているだろうか?
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