2013年4月30日火曜日

これが「2013・ミス韓国」の候補者だ ・ ネットでは”皆同じ顔”と評判に





どうですか皆さん、一見するとさすがにミスコリア候補で、美人ぞろいに見えます。


でもさらに注意深く見ていくと、一人一人にはあまり個性というものが感じられません。


全員がなにか"お人形さん"のようには見えませんか。いわば”作り物”のような。


そう言われてみると、見れば見るほどその感が強くなってきます。


いったいこれはなぜなのでしょうか。


以下は中国紙「人民日報」による、このテーマに関するおもしろい記事です。


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全員が同じ顔に見える!

 ネット上に投稿された「2013年ミスコリア候補者」の写真を見ると、候補者は皆それぞれ非常に美しいが、化粧の下に見える顔は、皆同じような面立ちをしている。

しかも20数人にも上る候補者は、それぞれがあまりにも似ているため、見分けがつかない。

えくぼがある花のような笑顔やきれいに描かれた眉、色っぽい眼差し、目の形や高さまで似ている。

その上、鼻の先が約90度に尖った高い鼻や瓜実型の顔、適度に豊満な唇、真っ白で清潔な歯、尖った顎、理想のように整った目鼻立ち。

すべてがミスコリアの候補者の顔には揃っており、まるで皆同じ人物のようだ。

 ミスコリアは1955年から現在まで1年に1度韓国で開催されるミスコンで、整形をしていない「天然の美女」に贈られる最高栄誉とされている。

 2013年ミスコリア候補者の一覧表を見たネットユーザーからは「韓国の美容整形技術の高さに敬服せざる負えない」「気分が乗らなかったが、この写真を見たら笑えてきた。

もしかして、ミスコリア候補者はみな同じ医者の手で整形手術を受けたのだろうか?すべて同じ型から出てきたようだ。

候補者たちは同じセットを選んだのでは?」「このような状況に、ミスコリアの審査員に同情するしかない。

これは本当に2013韓国ヘアスタイル・コンテストではないのか?」と揶揄するコメントが相次いだ。

 美容整形医師「候補者はほとんど皆整形している」


 では、これらのミスコリアの候補者たちは整形をしていないのだろうか?

中韓整形医院の主任医師・王錦誠氏に25日、取材をした。

韓国延世大学を卒業後、韓国で整形医師として5年間勤めた王医師は「写真をみれば、これらの候補者が整形手術を受けているのは一目で分かる。

しかも何箇所もさわっている」と語り、「韓国では整形はごく一般的なことで、これらの候補者もみな整形手術を受けている。

笑ったときに可愛くなるように、それぞれ目の下に注射をして涙袋を作っている」と説明した。

 王医師によると、一般の美容整形医院では手術を行う際に写真を使って選択をするが、ほとんどがオーダーメイドだという。


「候補者の目は目頭切開が行われている。これで目は大きくなり、明るくなる。顎はメソセラピー(脂肪溶解注射)の施術を受けている。唇も注射している」と語った。


王医師によると、写真を見た限り、これらのミスコリアの候補者の鼻はすべて同じカテゴリーで、小型で幅広の鷹釣型(西洋人のような、鼻梁部分が少し盛り上がり、鼻先が少し下向き)を選択している。


「整形手術をしないと、このような効果は出ない。注射では無理」。また輪郭も多くの人が卵型と瓜実型に手術をしており、下あごの脂肪吸引を行っている。


このほかにも、何人かが髪の生え際のラインも処理している。こうすると、額が見たところ、より豊かになる。


画像処理などで修正している可能性もあるため、完全には判断できないが、韓国では「整形を4、5回行うことは一般的なことだ」という。


審美眼は「平均顔」の影響を受けている

 どちらにしても、これらのミスコリアの候補者たちの「美」に対する認識がこれほど一致していることに驚かされる。

科学技術に興味を持つ都市青年向けの交流サイト「果殻網」の専門職員によると、整形といった要素のほかに、人々が「平均顔」をより美しいと思う審美眼にも一因があるのではないかと指摘する。

中国の新世代4大女優と言われる楊穎(アンジェラ・ベイビー)や劉詩詩(リウ・シーシー)、楊●(ヤン・ミー)、倪◆(ニー・ニー)の顔立ちもどこか似通っている。

これは恐らく程度の違いこそあれ、4人の顔立ちが「平均顔」であることが要因だ

。科学松鼠会の研究によると、異なる性別と文化では、魅力的な顔立ちの基準はたいてい似通っており

一定数量の一般人の顔の特徴を、測量データに基づいて平均値を割り出し、コンピューター技術を使ってその平均値に基づく顔を合成すると、非常に魅力的な顔に変わる。

これに基づいて、「平均顔」という仮設が立てられたという。しかし、異なる種族・文化の人は、美に対する判断基準に差がある。このため各地域の審美眼や各自の「平均顔」も異なる。

 「審美眼というものは、基本的に主観的なものだ。しかし、どうしても比較しなければいけない場合や、コンテストでは、まずは統一した判断基準をつくるしかない。

それによって選別された最後の候補者は皆同じになってしまう」とあるネットユーザーは分析している。(編集MZ)


 ●は幕の草冠がわかんむりのもの

 ◆は女へんに尼


 「人民網日本語版」 2013年4月27日

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