世界遺産「姫路城」にまた新たな魅力が付け加えられました。
以前から市民や観光客から要望が強かったお堀をめぐる観光船がやっと運航を始めたのです。
お城自体は平成の大修理で長い間ベールをかぶったまま、その優美な姿を隠していますが
今回の和船によるお堀めぐりで、お城をまた別の角度から見ることができると
いま大変評判を呼んでいます。
今回の企画は「和船で学ぼう姫路城」というもので、和船に乗って姫路城の内堀に面した石垣、土塁、原生林などを見学、体感できる水上ツアーです。
「姫路城史」(橋本政次著)には、「内濠には屋形船を浮かべ、本城、武蔵野など
から西屋敷へ往来するには、この屋形船を用ひた」と姫路城内堀において和船が
使用されていたことが記載されています。
このたびの企画では、赤穂義士会のご協力を得て、赤穂市選定保存技術保持者
で全国でも数少ない和船大工である湊隆司さんが製作された和船「大石号」を
使用することとなりました。
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「和船で学ぼう姫路城」の運行コース・所要時間など
桜門橋横(乗場)~好古園白壁~姫山原生林~桜門橋~姫路護国神社裏側~動物園(天空の白鷺展望)~ 桜門橋~桜門橋横(乗場)
1日12回運行 所要時間 25分程度 行程(約1400m)
乗船料 大人:千円、 子ども:500円
今回の運行予定 2013年 4月14日まで
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