初めての週給を手にして
日本と違ってアメリカでは給料が週給で支払われるとは聞いていましたが実際にもらうまでは、本当かな?と、100%信じることはできませんでした。
なぜかというと、日本では月給制で給料はずっと月1回でしたから、月に4回も給料日があることに対して実感がわかないからです。
ましてや、わたしのような日本からの研修生となると、給料面でNYの現地スタッフと同じ待遇が受けられるかどうかも確証がありません。
まさかとは思いますが、「研修生に限っては月給制」というような、特別な決まりでもあるかもしれません。
給料の支給方法について事前に説明を受けていなかったため、こんな不安が少なからずあったのです。
でもこうした心配も杞憂に終り、入社日から10日ぐらい経ったころ、職場のスタットラ―ヒルトンホテルからは、先週分の週給として小切手がきっちり支給されました。
週給制はメリットも多く、働き甲斐がある
それにしても週給はありがたいものです。なにしろ週に1回、月にすれば4回も給料日があるのです。
これだけでも仕事のモチベーションがうんと上がりそうです。
これまでの日本でのサラリーマン生活では週給の経験はありませんから、週給の利点など考えてみたことがありません。
でも実際に手にしてみると、週給の良さがしみじみ分かります。
月給と比較した週給のメリットは次のような点ではないでしょうか。
こんなにある週給のメリット
・楽しみが多い
ひと月に4回も給料日があるのが嬉しい
・予算の計画が立てやすい
月給に比べて週単位の小さい金額で予算が立てられるます
・高い買い物での浪費が避けられる
1度に入るお金は1週間分ですから、月給分でしか買えないような高い買い物をしなくなる
・借金の必要がなくなる
1週間たったら次のお金が入ってくるので金欠になって借金することがなくなる
今の為替レートに換算すると週給は15万円程度になる
まず支給額ですが、1行目のregularの欄の127.22がそれに当たります。つまり127ドル22セントということになります。
この額は現在の給与水準からすると、週給としても随分少ないように思われます。
でもこれはかなり以前のものであり、今と比べて為替レートが大きく異なり、当時は1ドルは360円の固定相場だったのです。
したがって、円に直せば45,000円程度になります。これを今の貨幣価値に直せば、およそ15万円ぐらいに当たります。ということは月給では60万円になります。
当時の日本での月給は85000円で、今の価値に直しても40万円弱ですから、やはりアメリカの方が給与水準は高かったことがよくわかります。
支給額の127.22ドルから控除額を引かれたものが3列目の左端の欄にあるnet
payにあるのが手取り額です。
研修生なのに控除額がけっこう大きい
この明細を見て、今さらながら思うのは控除額の多さです。
3列目の左端の欄にあるnet
pay
104.13というのが手取り額です。
これで分かるように控除額は23ドルで20%弱にも達します。
給与水準の高さもさることながら、控除額の多さでも日本を凌いでいるのは確かです。
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