私がブログを載せているこの「google blogger」は インターナショナルなブログサイトである。
したがって世界中の人々が一堂に集うブログでもある。
しかし、英語圏以外の参加者がそのプロフィールをすべて母国語で記入しているとキーワード検索で外国人のブログに行き当たることは少ない。
私はプロフィール蘭のニヶ所、つまり職業名欄の「part-time worker」」と趣味の蘭の「writing」を英語で記入してしている。
したがってこのキーワードで検索すると、このワードに関連のあるすべての外国人ブロガーがヒットするのである。
本日これを実行してみたところ私を除いて90のそれらのブログがヒットした。
うう
気になるのはそれらの国籍であるのだが、今回のブログのために、国別の数字を調べてみた。
結果は次の通りである
1位 マレーシア 17
2位 米国 16
“ シンガポール 16
4位 英国 11
5位 オーストラリア 5
6位 インドネシア 4
7位 インド 2
“ カナダ 2
その他の国(日本2を含む) 11
不明 6
この数字を目にして驚くのは米国は別にして、なんと1位と2位を人口のそれほど多くないアジアの2国が占めていることである。
掲載されているブログは、私のものを除いて、そのほとんどが母国語ではなく英語で書かれているのである。
それ故にマレーシア、シンガポールのアジア2国が英語圏の国々の数を上回っていることは、なんとしても驚きである。
一体これはどういう現象なのであろうか?
こう考えて思い浮かぶのは次のようなことである。
つまりマレーシア、シンガポールの2国がアジアにおいて最も英語教育が熱心で、国民の英語力はアジアの他の国々を抜きん出て優れており、それ故に国民の英語学習へのモチベーションも高く、その結果として、英語を使っての意見発表意欲も強くなり、その意欲がこうしたブログなどへの積極的参加のための原動力となるのではないのだろうか。
そのことを証明するように、この2国以外は6位のインドネシアを除いては特に目につく数字はない。
意外なことに、ここでは中国と韓国の数がゼロで、その点はいかにも寂しい。日本の(2)と言う数字も厳密に言って日本国籍の人がどうか定かでない。
この数字を見る限り、ブログ参加へのモチベーションはもちろんのこと、「書くこと」においての日本、中国、韓国の英語力は低いということを意味しているのではないだろうか。
いま日本も含めて、英語教育においては、会話力の重要性ばかりが強くが叫ばれている傾向があるが、ことネットのブログなどでの「意見の発進力」に必要とされているのは、なんと言っても確かな「書く力」であり、会話力重視もよいが、やはり必要なのは、「読む」「書く」「話す」の総合力を育てるバランスの取れた教育なのではないだろうか。
インターネットを中心にまわるこれからの世界では「書く力」の必要性はこれまで以上に強く求められているように思う。
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