いつものことだが、家庭菜園をやっている加古川の姉がいろいろな採りたての野菜を持ってきてくれた。
その中には大きな白菜も一株入っていた。
帰るとき姉が言った。
「白菜は中の方の白い葉っぱをちぎってお皿に入れレンジで熱してポン酢をかけて食べるとおいしいよ」と。
そんな調理法もあるのかと、半信半疑ではあったが酒の肴にと、言われた通りにその夜さっそくやってみた。
中の方の白い葉っぱを無造作にちぎって大きめのお皿に入れレンジで約2分少し熱して取り出した。
高熱で熱したせいか白菜はさすがに元の形よりかなりしぼんではいたが、色合いは熱い熱を加えた後とは思えないほど新鮮な色調を残しており、どう見ても高熱を加えた後とは思えなかった。
そして肝心なのはその味であるのだが、これについてはもう100%素材の天然性をじゅうぶんに残していて、これまでに味わったことのない香り豊かなフレッシュ味そのものであったのだ。
これこそ野菜の新鮮な味を残す最良の調理法ではないかと、意外とも思えるその美味を味わった後の少し昂揚した気分もあいまってはいたが、そう確信して疑わなかった。
そしてさしずめ英語の「I'm crazy about 〜」とでもいうように、今後折を見てはあらゆる野菜についてこの調理法を試みるようになっていくのではないであろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿