2011年1月15日土曜日

すばらしく充実してきた・ネットの「電子書籍」サイト

デジシェルフ
上の写真は最近人気急上昇中の電子書籍サイト「デジシェルフ」の画像レイアウトである。

「shelf」というその名の通り、収録作品「本棚」をレイアウトしたものである。

この中にはもうかなり前からネット上にあり大人気を博している「青空文庫」に収録されている作品約9000点やアメリカの電子書籍サイト「project gutenberg」から洋書を中心に30000冊という膨大な数の作品が入ってはいるのである。

これらの作品は読むに際して紙の本のページめくりの感覚を少しでも残そうと、指でタッチしてページをめくる方式を採用しており、紙の本に比べてできるだけ違和感を感じないようにも工夫されている。

最近私はこれを使って林芙美子の放浪記を読んだが、長い作品ではあったが別にたいした違和感も感じることなく無事に読み終えることが出来た。
青空ビューワ

このサイトの他にも先ほど紹介した「青空文庫」そのものの名前を取った「青空ビューワ」というものや文庫本専用の「文庫ビューワ」などもある。

それらに加えて新刊書も多く入っている「google books」や、その他電子書籍専門の多くの他のサイトを加えると現在だけでも実に多くの専用サイトが出来ている。

しかも今も新しいサイトは続々と生まれてきており、近い将来にはこの分野だけでも今増殖中の大型書店並の数に匹敵するぐらいに増えてくるのではないだろうか。

今のところはまだ「紙の本」に愛着を捨てきれない人が多いと思うが、いずれこの電子書籍の大攻勢に影響されて今後この分野の読書シェアは徐々に拡大されてくるのではなかろうか。

いずれにしてもインターネットの影響で、今や本の読み方そのものにも大革命が起ろうとしているのである。

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