2011年3月14日月曜日

「TSUNAMI」という英語?が飛び交うネットの「CNN」や「BBC」など外国メディア「東北大地震」報道

今回の「東北地方太平洋沖地震」は原子力発電所の爆発事故を伴ったこともあって、アメリカやイギリスをはじめ世界中に大きな衝撃を与えており、各国のメディアは連日大きく報道している。

特にTV報道では夜を徹して長時間にわたる特集番組を放映している局も多いようだ。

その報道だがアメリカ「CNN」やイギリス「BBC」のニュースキャスターの英語のアナウンスの中に「TSUNAMI」という日本語がしばしば登場してくるのである。

ご存知の通り「TSUNAMI」は日本語の「津波」が英語化したもので、「tsunami」というスペルで英語辞典にも堂々と載っている。

今回の東北大地震の報道は世界中のメディアがこの世紀の大災害を長時間にわたりニュースとして放送いるだけに、この「TSUNAMI」が使われる頻度も非常に多く、それだけにこの言葉の英語としての地位をより確かなものにしているに違いない。

でも津波という日本語がなぜ英語になったのであろうか。

確か英和辞書などには「tidal wave」と載っていたはずなのだが。

それがなぜ「津波」という日本語のローマ字表記を英語として使うようになったのであろうか。

ネットで調べてみると次のようなことが載っていた。

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昔は、大波を表現する場合全て「タイダルウェイブ」を使っていたが
研究が進み、タイダルウェイブは潮の満ち引きで
自然に起こる大波を指す言葉であって
地震を主因とする大波には適さないとされた。
地震を主因とする大波を指す単語が英語になかったため
ツナミ研究で世界最先端だった日本語の津波を
「Tsunami」としてそのまま使うようになった。

インターネット「2ch」まとめブログより
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ということだそうである。

地震大国日本としては面目躍如と言うところか。

しかし今回は世界でも例を見ないような未曾有の大災害が起ってしまったが、メディアの報道の方も過去にないほどアメリカを筆頭に世界中のメディアがこぞって大きく取り上げるほど日本発「世紀の大ニュース」なのである。

まあそれはともかく、報道に際してはせめて「TSUNAMI」という言葉が元は日本語であるということぐらいはついでに宣伝しておいて欲しいものである。

Link  「CNN」Video(米)  http://edition.cnn.com/
         「BBC」News(英)  http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12727879

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