警察の懸賞金ポスターと聞いてすぐ思い出すのはむかし西部劇映画でよく見た「WANTED」という大きな見出しと似顔絵のついたポスターである。
でも今は西部劇が廃れてしまいほとんど目にすることはなくなった。
かわりにと言っては何だが、時代こそ違えいま日本国内でこの手のポスターを非常によく目にするようになった。
先日も駅前を歩いていると出来たばかりの交番の前の掲示板に賑やかに貼られているのを目にした。
いずれのポスターにも高額な賞金とともに人相の悪い犯人の顔が載っている。
ポスターだけではない。
その交番から近いJR改札口の前に大きな電光掲示板があり、そこでも時おり大きな写真と共に多額の賞金額が示された指名手配犯人の情報提供の広告が流されているのだ。
いま警察の殺人犯などの凶悪犯検挙率は一時に比べて随分下がっているようであり、そのためあの手この手の捜査作戦を展開しているようだ。
それにしても賞金の金額が半端ではない。
今回このブログに載せているポスターでもすべてが300万円~1000万円ぐらいであり、金額そのものはなかなか魅力的なものである。
それはそうだろう。
これまで警察が総力をあげて捜査してもなおかつ検挙できなかった犯人を安い賞金で検挙につながるような有力情報を得ることなど出来ないだろうと思えるからである。
でもこの金額もアメリカの賞金に比べたらどうも一桁違うようである。
何につけても差が大きい日米の数字だが、この分野も例外ではなく大きな差があることをあらためて思い知らされた。
何はともあれ、犯人検挙に向けた日本警察の健闘を祈る。
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