・ジェット風船だけでなんと1日174万円の売上げ
いまや誰でも知っている甲子園球場のジェット風船だが、球場ではは4つ200円で売っている。
したがって満員で43500人の観客うち、(少なく見積もって)2割の人が買ったとして、200×8700=1740000円にもなる。あの風船が一試合で174万円も売れるとは驚きだ。
球場の売店運営は株式会社ウエルネス阪神 というところがやっている。
その会社の昨年度の売上額は 24億2600万円(2010年3月期実績)となっている。
これはたかが売店経営とはいえないほどのすごい売上げ高である。
なお同社の営業種目は次のようになっていて、一部球場外での営業種目もあるので、その分だけ売上げ高を割り引いて考える必要がある。
事業内容, ・阪神甲子園球場内飲食売店の運営・タイガースグッズの販売・タイガースフィットネスクラブの運営・タイガースゴルフクラブレストランの運営 など 。
・阪神ファンは球場でよくお金を使う人種
甲子園球場は観客動員力もさることながら、阪神ファンがお金をよく使う球場として知られている。
観客が入場料以外に甲子園で使うお金の平均は実に1人7000円にも及んでいる。
特にグッズ関連に費やす金額が大きいようだ。
今年3月期(つまり昨年度)のグッズ関連部門の前年比増えた利益は35億円と発表されているので、総利益にかなりの金額になることは間違いない。
・入場者数は全球場中ダントツ1位
しかも阪神甲子園球場は阪神タイガースが所有している球場で、他の多くの球団のように膨大な使用料を払う必要がまったくない。
それどころか、他用途で使用料をもらえる立場であるのも大きな強みだ。
今季のホームゲーム入場者数は阪神は300万人超(1位)、2位のソフトバンク約225万人である。
巨人、中日、ソフトバンクは招待券が非常に多く出回る球団だが、阪神はそういったことは少ない球団なのだ。
単純にソフトバンクと比較しても年間で75万人。客一人当たりの入場料を2500円で計算しても18億7500万の収入の差が出る。当然その他の売り上げも変わってくる。
ちなみに観客動員が増えたと言われる楽天はそれでも12球団で一番少ない120万人弱にとどまっていいる。
収容人数の問題もあるが、これだけ球団による経済格差があるとチーム強化の方針も大きく差が出て当然と言える。
インターネット「yahoo知恵袋」参照
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