昨日、電車の中吊りで見慣れない広告を見た。
中吊り広告では普通サイズのその広告のキャッチコピーは「雑誌愛読月間」となっていた。
多分このところ減少いちじるしい雑誌読者を開拓するための販促PRなのだろうが、
「雑誌愛読月間」というのは初耳であり、なんとなく気になったのでネットで調べてみた。
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雑誌愛読月間とは
7月21日〜8月20日の「雑誌愛読月間」は、(社)日本雑誌協会が主催しています。
毎年、オリジナルポスターの制作・オリジナル図書カードプレゼント等で、雑誌の面白さ・大切さをアピールする「愛読キャンペーン」、期間内に対象雑誌の定期購読を申し込むと購読料を1ヶ月分割り引く「定期購読キャンペーン」などを実施。
特に、2003年より始まったカメラ付き携帯等で雑誌情報を記録する「デジタル万引き」への警告は、大きな注目を集めています。
2011年のキャッチフレーズは「世の中のちょっと先、雑誌で読もう。」
今年のイメージキャラクター・武井咲さんが、ポスターやオリジナル図書カード(2011人にプレゼント)に登場します。定期購読キャンペーンには今年も多数の雑誌が参加。キャンペーン期間中に対象雑誌の年間定期購読を申し込むと、1か月分がサービスになります。全国の参加書店と雑誌協会HPより申し込めます。
(社)読進協は、「雑誌愛読月間」の前身「雑誌月間」を主催、現在は後援団体として「雑誌愛読月間」を支えています。
図書カードプレゼント・定期購読キャンペーン詳細など、「雑誌愛読月間」についての詳しい情報は(社)日本雑誌協会まで
インターネット「雑誌愛読月間」より
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最近電車の中で週刊誌や月刊誌など雑誌を読んでいる人の姿を見たことがない。
こうしたキャンペーンが極端に落ち込んだ雑誌売上回復にどの程度貢献するかは定かでないが、とにかくこのところの雑誌の売上減少は尋常ではないようである。
それをよく証明するかのように、最近電車の中で週刊誌はおろか、月間誌などの雑誌類を読んでいる人の姿を目にしたことがない。
ネットと携帯の影響をもろに受けたとは言え、いくらなんでもこの状況はひどすぎる。
雑誌発行部数はその国の文化レベルを計る一つの尺度でもあるはずであり、それを下げないためにも今一度売上回復を願うばかりだ。
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