信じられますか?この数字が
まさか、と思えるようなデータが朝日新聞に出ていた。現在の日本人男女における交際率に関するデータである。
まさか、と思えるようなデータが朝日新聞に出ていた。現在の日本人男女における交際率に関するデータである。
今年7月28 日のこのブログに「「ここまできたのか日本の男性の生涯未婚率 ・ 一生涯結婚しない男性がなんと17%に」という記事を書いた。
そこでも述べたように、いま、一生結婚しない男性が実に全体の17%にも及んでいる。
これは過去に例を見ないほどの驚異的な数字なのだが、やはりそれには背景があったのだ。
つまり今回の記事にある「交際中の異性がいない割合は未婚男性で6割・女性5割で過去最多」という現実である。
まぎれもなくこの数字が、男性生涯独身率17%という数字のバックグラウンドになっているのだ。
しかし、男と女しかいないこの世の中で、男性6割、女性5割が異性と交際が無いなどということが、いったい信じられるだろうか。
事実だとすれば、これはもう、この上なくさびしいことではないだろうか。
いやさびしいだけでは済まされない。それどころか、この一点だけ見ても、今の日本が、世界にも例を見ないような異常な方向に進んでいることを如実に示しているのではないだろうか。
日本の政治家は ともすれば外交や経済のことばかりに目をむけがちだが、どうかそれだけでなく、いま国民の身の上に起こっている、こういった異常な事態にも、しっかりと目を向けてほしいものである。
以下はこの問題に関する記事である。
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「交際中の異性なし」未婚男性6割・女性5割 過去最多
つきあっている異性がいない未婚者の割合が、昨年に男性で6割、女性で5割と過去最多に——。
こんな実態が、国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査で浮かび上がった。このうち
男女ともに半数近くが、「異性との交際を望まない」と答えた。
この調査はほぼ5年ごとに実施。今回は昨年6月に行い、18〜34歳の有効回答7073人分を分析した。
「交際している異性はいない」と答えたのは、男性が61%、女性は50%。男性の28%、女性の23%は「交際相手がおらず、かつ交際を望んでいない」とした。
「交際相手がいない」割合は、1987年の調査(男性49%、女性40%)以降、増加傾向が続いている。同研究所は「友人が少ない人が増えていることが影響しているのではないか」とみている。
朝日新聞11月25日
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