ネットの情報によれば同国の2012年の国家予算総額は7980億円年。収入は5780億で、2200億円の赤字であるという。
この金額をまず頭において先頃発表された対ミャンマーのわが国の経済政策に関する新聞記事について考えてみよう。
下の朝日新聞記事によれば、3000億円にもおよぶ同国に対する債権を放棄するのだという。
3000億円といえば同国の国家予算40%にもあたる額ではないか。
こうした額をいとも簡単に放棄して果たしていいものなのであろうか、桁こそ違うとは言え、今わが国は膨大な財政赤字を抱え、公務員給与削減など、躍起となって緊縮財政に取り組んでいる最中である。
また近々大幅な消費税増税も予定されているという、言わば財政的には危機的状況にあるのである。
そんな中で今回のような安易とも言える巨額の債権放棄が、いかに将来の利益うぃ見据えた戦略だとは言え、どうしていとも簡単にできるのであろうか。
止むにやまれずやるにしても、もう少し慎重なプロセスを踏むことが必要なのではなかろうか。
時が時だけにこのやり方では国民の理解は得られず、むしろ反感を買うのではなかろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ミャンマー支援、債権3000億円放棄 野田政権
野田政権は、ミャンマーに対する過去の円借款による債権約3千億円を、2段階に分けて放棄することを決めた。
21日に東京で開く野田佳彦首相とテインセイン大統領との首脳会談で、正式に合意する。債権を放棄したうえで、25年ぶりに同国への円借款を本格的に再開する方針だ。
欧米各国がミャンマーとの関係改善に動くなか、先進国では最初に同国の延滞債務問題を解決。企業の投資先として有望視されるミャンマーの民主化と国づくりの支援に乗り出す。
民主化運動指導者アウンサンスーチー氏が今月1日の国会補選で当選したことなどを受け、日本政府は人道支援以外は原則凍結してきた円借款の再開を内定。
再開にあたって過去の供与分や金利など約5千億円の返済方法を決める必要があり、大統領来日を前に両国政府間で調整していた。
ミャンマーでは昨年3月の民政移管後、テインセイン政権がスーチー氏との関係改善や政治犯の釈放に着手した。
日本や欧米各国は同国との関係の見直しを進めている。豊富な天然資源や、人件費が隣国タイの6分の1程度という労働力も魅力で、多くの日本企業が投資に意欲を示している。
朝日新聞 2012年4月20日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2chではこう言っている
・で、再開した円借款もそのうちに放棄ね、ミャンマーにとっては無限のお財布だな
・そこまでするATMに、ミャンマーは謝意というか、驚愕してんじゃね
・放棄する意味がわかんねえ・・・ 返ってこない前提で支援してんじゃねーの?
・日本人脳だな。「ラッキー」くらいにしか思ってねーよ。 下手したら「お金持ちなんだから当然」くらいの意識
・債権を放棄したうえで、25年ぶりに同国への円借款を本格的に再開する 頭沸いてるだろ
・そして消費税は増税・このけんはべつにいいけど野田ってさばら撒きまくってね?? 何か魂胆が有りそうな気がする
・金がないです税金上げますby野田 ・ばっかみたい
そのうち韓国のもやりだすんじゃねーの・こいつら政権明け渡す前に徹底的にやりたい放題する気か つまり…落選後の覚悟はできてる訳だな?
0 件のコメント:
コメントを投稿