2012年5月29日火曜日

「モテ格差」というのもある ・ 「格差」のいろいろ


 格差と言うと、一般的には物質的意味での経済的な格差を差して言うことが多いようである。


  だが格差と言ってもそれに限ったことではなく、世の中には実に様々な格差が存在している。


 それについてここですべてを挙げることは、数が多すぎて困難である。


  したがって本日は今の社会で比較的よく話題になっている主要な格差についてのみ、その実態や弊害などを眺めてみることにしよう。











・経済格差












貧富の差。具体的には、所得格差、賃金格差、資産格差を指す。





豊かなものと貧しいものの格差。










或いは、富める国と貧しい国との格差。











「格差」ということばが象徴するように、経済的「階層」差を文化的な











階級差へと読み替える視線が強く存在する。











いまこの格差で特に問題になっている点は、これが一代で終わらず、次世代へ










世襲されるということである。


・情報格差
情報格差とは、対象間における放送通信情報量に差があること。

また、情報技術 (IT) を使いこなせる者と使いこなせない者の間に格差が生じていることを指す。

特に情報技術を使えていない、あるいは取り入れられる情報量が少ない人々の事を情報弱者とも呼ばれる。

尚、辞書や文献などにより定義に若干の差異があるが、実際の用例ではデジタル・ディバイドと同義で

使われる場合や、企業と消費者の情報量の差(情報の非対称性)として使われたりする。


・地域格差

地域間(都市部農村部との間とか中央と地方との間など)における所得や











インフラなどの格差のことこと。





特に都市部と農村部との格差を指す場合が多く、格差の拡大が過疎化高齢化










要因ともなっている。


・世代間格差

世代間格差とは、一生の間に政府や自治体から受ける年金社会福祉をはじめとするサービスと

借金などによる負担の差が世代によって異なる事から生じる格差である。

負担の差を世代ごとに計算して、損得を明らかにする手法は世代会計と呼ばれ、

アメリカの財政学者ローレンス・コトリコフらが提唱した。

極端な少子高齢化社会である日本において

懸念される問題の一つである。


・希望格差
  
  


職業・家庭・教育、そのすべてが不安定化しているリスク社会日本。












勝ち組」と「負け組」の格差が、いやおうなく拡大するなかで、












「努力は報われない」と感じた人々から「希望」が消滅していく。







  



 将来に希望がもてる人と、将来に絶望している人の分裂、







   



これが「希望格差社会」である。


・モテ格差

モテないというカテゴリーにいる人、いわゆる『非モテ』からすれば、

まったく別世界の話のようにも思えるだろうが、何人もの相手と交際してきた人たち、いわゆる『リア充』がいることは事実だ。

その世界では、「元カレ」「元カノ」などという言葉を当たり前のように使い、

「現(いま)カレ」「現(いま)カノ」がいることも珍しくない。『モテ格差』は

確実に広がっている。

そんな『モテ格差』に関するショッキングなランキングが、先日発表された。

「付き合う相手の許せる元カノ人数」アンケート(ランキングサイト

gooランキング」集計期間:2010122日〜23日)だ。

それには、女の子の許容できる元カノの人数が、ランキング形式で発表されていた。

順位の上から、1位「5人」、2位「3人」、3位はなんと「何人でも許せる」となっている。

以下、4位「2人」、5位「10人」、6位「4人」、7位「6人」8位「1人」と続いていく。

ここまで読んで勘のいい人はお気づきだろうが、8位までの時点で、『付き合った人数0人』は、

まだランキングに登場していないのだ。

『非モテ』は『モテ格差』のどのあたりにいるのだろうか。

ブログ 「非モテタイムズ」


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