人々は誰に投票しようかと最後まで迷いに迷った。それでも決断できず結局棄権してしまった?
今回の衆院選挙の投票率の低さは実にミステリアスである。
確かに前回の69%というのは高かった。しかし今回も争点が多く、しかも大人気の「維新の会」の参加や自民Vs民主の対決、
それに14という滅多にないほど多数の政党が名を連ね、それなりに有権者の関心が高い選挙になるのではないかと、多くの人は思っていたのではないだろうか。
そのうえ、昨日は12月とは思えない暖かい天候で絶好の選挙日和であったのだ。
このようにまさに高投票率を記録する条件は整っていた。
しかし結果はというと、前回を大きく下回るどころか60%を割る過去最低という投票率に終わったのだ。
いったい誰がこういう結果を予想したであろうか。まさに期待を大きく裏切ったとはこのことである。
この原因について新聞などではいろいろ取り沙汰されているが、理由の最たるものは今回は政党があまりにもたくさん参加して、その入り乱れ方も尋常ではなく、
有権者は誰に投票していいか決断できず、投票日まで迷いに迷いながらそれでもなお決断できなかった。その結果、しかたなく諦めて投票所へ行かなかった。
こういう人が案外多いのではないだろうか。迷ったということについては当方も同じであったが、ぎりぎりまで考えて、なんとか棄権だけは回避した。
しかし、このあまりにも低い投票率のせいで泣いた候補者は多くいたようだ。 せめてあと数%投票率が高かったらなんとか挽回できて、滑り込みセーフで当選できたのに・・・・・などと、とてもくやしそうだった。
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