私は毎朝1時間のウォーキングを欠かさない。今朝もそれを終えてこのブログを書いている。
皆さんはウォーキングと聞くと、いかにも楽そうだ、と思うかもしれないが決してそんなことはない。
私が歩くのは往復4キロ強の行程だが、ウォーキングというのは散歩のようにチンタラ歩くのではなく、一定の歩幅で規則正しく、しかもできるだけスピードをつけて歩くのだ。
したがってある程度歩くと息切れもしてきて汗も出てくる。
今朝はこれまでで最も気温が低く、おそらく0度に近かっただろうが、それでも行程の3分の1も歩くとかなり汗が出てきた。
これを雨の日も風の日も1日たりとも欠かしたことはない。私自身はこれも立派なスポーツだと思っている。
まあ私の話はさておき、本日のテーマ日本人がよく行うスポーツランキングだが、やはりこれも時代とともに内容が変わってきているようだ。
でも高齢化社会が続く日本だけに1位のウォーキングは当分かわることはないだろう。
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日本人が「行うスポーツ」種目の行動者率(過去1年に行った人の比率)を図にした。
10歳以上の国民全体ではウォーキング、ボウリング、水泳、ジムトレーニング、ジョギング・マラソンの順となっている。
10代については学校スポーツでさかんなものが反映していると考えられるが、競技スポーツに限ると男子の上位3位はサッカー、野球、水泳、女子の上位3位は水泳、バドミントン、バレーボールとなっている。
20~59歳の成人女性や60歳以上の男女高齢者ではウォーキングが4割程度と高くなっている。
男女とも20~59歳の成人ではボウリング、60歳以上の高齢者では登山・ハイキングが多い。20歳以上の成人男女の比較では、男性はゴルフやつり、女性はジムトレーニングが上位となっている点に特徴がある。
10年前の2001年の結果と比較すると全体に行動者率が落ちている。その中でジョギング・マラソンとサッカーは行動者率の低下が小さい点で目立っており、この2種目の人気が高いことがうかがわれる。10代男子のスポーツとしては、サッカーと野球が逆転したのがこの間の変化の特徴である。
10年前と比較して全体に各種目で行動者率が落ちているのは下図のように65歳以上を除いて各年齢でスポーツ行動率自体が低下しているからである。特に働き盛りの年代の低下率が大きい。仕事や学習、スポーツ以外の趣味、あるいは外出やおしゃれで忙しくてスポーツを行う余裕がなくなっているとも考えられる。
「社会実情データ図録」より
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