2012年12月25日火曜日

入るを量りて出ずるを制す ・ 景気対策といえどもバラマキのための”国債乱発”はもうたくさん!



日曜日のNHK報道特集もそうだったが、最近のメディアでは日本の度重なる国債発行を危惧する報道がよくある。    


安倍次期総理や日銀の白川総裁が最近発言している日銀による国債引受の増額決定は、はたして日本国民の理解を得ているのであろうか。   


 国の借金が1000兆円にも届こうという今、例え景気浮揚のためとは言え、これ以上借金を増やすことを果たして国民は賛成するだろうか。    


景気回復は誰にとっても望ましいに違いない。しかし超高齢化社会がここまで進展し、少子化も進む中での言わば構造的な不況に差し掛かっている今、一時のカンフル剤的な公共工事による景気対策は果たして望ましいだろうか。    


そうした対策は一部分だけにして、あとはあくまで長い目で見た、例えば今後の人口増加に役立つような対策や、  

少子化の一因となっている若者の結婚難の解消するための支援などに積極的に取り組んで、弱体化した今の日本の構造をを再構築するための対策に徹底すべきではないだろうか。   


 もう一時しのぎのバラマキはいらない。ましてや国債を乱発してまでのバラマキはなおさらである。  


  いまわが国の国民と国を引っ張るリーダーに必要な心構えは入るを量りて出ずるを制すの強い精神ではないだろうか。

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