77%もの人が利息だけしか払えない! 延滞急増 韓国の住宅ローン
好調な業績で躍進を続ける「サムスン」や「現代自動車」の陰で、いま韓国庶民の多くは借金地獄にあえいでいる。
大学進学率が80%を越えるという韓国はいつの間にか世界一の高学歴国家になってしまった。
この数字も異常だが、高い学費を借金に頼る家庭が多く、おまけに卒業しても仕事がなく、いま若者の失業率は日本をしのぐほどになっている。
韓国人はもともと見栄っ張りなところがあり、借金してもいい生活を望む人が多いようだ。そうしたつけがいま一気に人々に回ってきて、それが住宅ローンの延滞に拍車をかけているのである。
上のタイトルにもあるように、全体の77%もの人が住宅ローンの元金が払えず、かろうじて利息だけの支払いですましているのである。
じつに住宅ローン利用者の4人のうち3人がこういう状態なのである。
これはどう考えても異常である。何故これほどになるまで借金生活を続けたのだろうか。
おそらく ”みんなでやれば怖くない” という心理が働いて、人々の借金感覚が麻痺していたのではないだろうか。
わが日本も、国が抱える巨額赤字のことを考えれば、外国の人のことをとやかく言える立場ではないが、韓国人はこの際お金の使い方に対する考え方を変えて、早急に節約の精神を身につけなければいけないのではないだろうか。
そうしなければそのうち確実に大破綻がやってくるだろう。 以前、IMFに援助を受けた時のように。
以下は韓国の住宅ローン延滞に関する新聞記事である。
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韓国の人、住宅ローンが払えない!
膨れ上がった住宅担保融資が韓国経済の懸念材料に挙げられている。元本返済なしで利息だけを支払う人が大部分で、延滞率も高いことが28日、分かった。
韓国の金融当局と統計庁によると、住宅担保貸付は3月末時点で306兆5000億ウォン(21兆1360億円)だった。このうち元本を返済せず利息だけを支払う据え置き期間の貸付が235兆4000億ウォンで、76.8%を占めた。
120兆2000億ウォンは分割返済の貸付で、元本返済がまだ残っており、115兆2000億ウォンは満期に元本を一括返済する貸付となっている。
住宅担保貸付のうち来年中に据え置き期間が終わるか満期が到来する貸付は128兆ウォンで、全体の約42%に上る。
金融当局は、一括返済貸付の多くは満期延長が可能で、据え置き期間が終わる貸付も分割返済が長期にわたるため、家計に大きな負担を与えないとみている。
しかし、民間シンクタンクの見解は異なる。KB金融経営研究所が統計庁の資料を分析したところ、据え置き期間が終わると世帯所得に占める元本支払いの割合が49.1%に拡大するという。持ち家はあっても住宅ローンに苦しむ、「ハウスプア」に転落しかねないと指摘した。
延滞率の動きも危険な水準に達している。4月に個人向け貸付の延滞率は0.89%、住宅貸付は0.79%だった。これは世界的な金融危機の影響で延滞率が最も高かった2009年2月を上回る。延滞率は上昇を続けており、1%を超える可能性もある。銀行では延滞率を注視している。
聯合ニュース より
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