生産性にもいろいろあるのだが
わが国のGNPは米国、中国に次いで世界第3位となっている。それゆえに経済大国とも呼ばれているのだが
それにしてはこの生産性国際ランキングの順位は寂しすぎるではないか。
なんとわが国の労働生産性は世界34か国中20位で、先進7カ国の中では最下位になっている。
なぜこれほど低いのであろうか。生産性、これは企業においては死活問題といえるほど大事なことである。
それはそうだろう。
この数字がよければよいほど企業の利益は多く、これが悪いとコストが高くなり利益が減少するからである。
日本の製造業の生産性といえばかつては世界で最も高い水準にあり、1990年から2000年ごろにかけてはずっと1位か2位の座を守っていた。
その高い生産性が日本の高度成長を支えたきたのである。それがここへきて大きく順位を落としたのはいったい何が原因なのだろうか。
しかしひとことで生産性といっても、何も物の製造に関わるものばかりでなく、サービス業など非製造業に対するものや、資本効率などに対す生産性もあり、その種類は多岐に及んでいる。
それにこれを算出する方法も複雑で、簡単に割り出せるものではない。
でもそんなに難しく考えることもない。
最も分かりやすい考え方は「売り上げのいいセールスマンは生産性が高くて、逆に悪い人間は生産性が低い」というふうなものである。
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生産性とは何か
生産性(せいさんせい, Productivity)とは経済学で生産活動に対する生産要素(労働・資本など)の寄与度のこと。あるいは資源から付加価値をうみだす際の効率の程度のこと。
一定の資源からどれだけ多くの付加価値をうみだせるかという測定法と、一定の付加価値をどれだけ少ない資源で生み出せるかという測定法がある。
ウィキペディアより
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