2013年1月15日火曜日

日本が最も差が大きい、正社員とパートタイムの賃金 ・ 正社員とパート社員の賃金格差の国際比較










先進国中最下位・日本のパート社員時間給


わが国の失われた20年の間に、かつては国際的に見ても高水準であった国民の賃金水準はランキングがグングン下がっていき

いまや世界的に見ても中位ぐらいの順まで落ち込んできている。


したがって国際水準から見ても、日本人の賃金は決して良くはないのである。


ましてや、これがパート社員になると中位どころではなく、先進国中最下位の賃金水準なのである。


表をご覧になるとそれが一目で分かるだろう。ではなぜここまでパート社員の給与が低いのだろうか。


これは上のグラフが示しているように、正社員とパート社員の賃金差が大きすぎるからである。


このため正社員の給与額がパートの賃金に反映されていないからである。


これでは先進国G8のメンバーとして恥ずかしすぎるではないか。


他国を見るとよく分かると思うが、高賃金の国ほど正社員とパートの賃金の差が小さくなっている。しかし日本はその逆なのである。


企業はなぜこれを修正しないのだろうか。それほどパート社員から搾取してどうしようというのだろうか。


でも是正のために立ち上がらないパート社員側にも問題があるかもしれない。


全国のパート社員のみなさん。これら二つのグラフを見て、その数値と世界ランクを良く頭に入れ、待遇改善のため、いまこそ立ち上がるときである。

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