地域別初任給ランキング |
なんと東京と沖縄の差は6万円もある
上にあるのはわが国の地域別初任給における上位グループと下位グループのランキングです。
これを見て皆さんは何を感じるでしょうか。
私個人として第一に感じるのは、まるで東京の一人勝ちのような初任給の高さです。
第2はその東京と最下位である秋田県との差の大きさです。
その額なんと7万円近くもあり、一瞬見間違えたのかと思ってもう一度見直したぐらいです。
いったい同じ日本でありながらこんな格差があっていいものでしょうか。
しかも社会人としてスタート台についたとたんのこれだけの差です。
これを見たら下位グループにいる人たちはやる気を失ってしまうのではないでしょうか。
しかしなぜこれだけ差がつくのでしょうか。これだけの差をつけて東京がトップにいるのは東京の生活費が高いからでしょうか。
いや決してそんなことはないでしょう。生活費の中で住居費は高いことは認めます。
しかし食費などは大量消費のメリットをいかして、むしろ需要の少ない地方より安いものが多くあるのではないでしょうか。
生活費の中で食費の占めるウェイトは大きいはずです。したがって東京の人には経済的な大きなメリットのはずです。 一方、気の毒なのは最下位グループに属す地域の人々です。
このリストで最下位の一つ前にあるのが沖縄ですが、皆さんは沖縄の物価は安いと思いますか。
そりゃあ住居費などは東京に比べれば安いほうです。しかし生活に最も必要な食費などは他の地域に比べてやすくはなく、モノによっては東京より高いものさえあるのです。
この物価の高さには沖縄に行った観光客も驚くぐらいなのです。それなのに東京より初任給が6万円近くも安いのです。
こんな不合理なことが今の日本で横行しているのです。
格差社会とは言いますが、こうした格差こそ第一番に修正すべきではないでしょうか。
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