今年流行った言葉
<ぶれない>
<落としどころ>
<いつやるの?今でしょう>
<土下座>
<倍返し>
流行り言葉はキザに聞こえて安っぽい
テレビなどで上の見出しにあげたような、いわゆる流行言葉を使う人があると、私は思わず「うーん」とうなって当事者の顔を見てしまいます。
あんのじょうテレビ画面には安っぽい顔をした人が映っています。
世の中には流行り言葉となると何でもかんでも使わなければ気がすまない人がいるようです。
最近では「いつやるの?今でしょう」とか「倍返し」というのもその例でしょう。
しかしこうした言葉をはやらそうとする側も、それに乗って使う人がいるのも、見ているとどちらも滑稽に感じます。
こうした現象が起る原因の一つには、毎年年末に発表される流行語大賞なるものがあるからではないでしょうか。
その賞にノミネートされたいために、ことさら騒ぎ立てるのではないのでしょうか。
とは言え、こうした流行語にも、中には思わずうなり声を上げてしまいたいほどの名言もあります。
例えば、もう随分前に流行った「草食男子」などがそれにあたります。これなどはまさ世紀の名言といってもいいのではないでしょうか。
でも今年はやった「倍返し」などは、それに比べると月とスッポンほどの違いがあります。
それはどう見ても「倍返し」という言葉にユニーク性や言葉としてのセンスが感じられないからです。
流行語にはやはりユニークさやセンスが感じられないとダメなのではないでしょうか。
そうでなければ単なる悪乗りで、無理やりに作られた流行語ということになるではないでしょうか。
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